ジャニーズ事務所の公式YouTubeチャンネルに、TOKIOのリーダー城島茂が4月9日に、初投稿した。
4月10日現在、視聴回数20万回を超え、グングン伸びている。「Smile Up ! Project ~リーダーが除菌剤を作ってみた~ 城島 茂」と題した4分56秒の動画で城島が訴えたのは、「物を買いすぎない」「自分は大丈夫だと思いすぎない」「ストレスをためすぎない」という3つの“すぎない”。アルコール消毒液の品切れが続いている状況を受け、台所用中性洗剤とぬるま湯で除菌剤を作る方法を実演してみせた。城島は、
「2003年に流行したSARSに対して効果があった方法です。新型コロナに対してはSARSウイルスに共通する部分がありまして、この界面活性剤除菌法も十分期待できるのではないかと言われております」
と説明した。
作り方は簡単。ぬるま湯を入れた1リットルのペットボトルに5ml(キャップ1杯)の中性洗剤を2杯(10ミリ)入れ、よく振ればできあがり。キッチンペーパーなどに染みこませ、除菌したい場所を2度拭きをするというもの。また、子供が誤飲しないよう容器を判別できるようにすること、手荒れしないように使用後は手をよく洗うことなどを訴えた。
ファンからのコメントはいずれも好意的で、「大事な情報がたくさん詰まっている上にお家で簡単に作れて、癒されて、元気になれる……リーダーありがとうございます!」「めっちゃタメになる。ファン層ちゃんとわかってる。ハイター使えない場所も多いからこれありがたい」と感謝する声や「リーダーが言うとなんか、より説得力を感じます」と感心する声が続いた。
中には、「リーダーはペットボトル満杯にぬるま湯入れちゃってるから、洗剤入れたらあふれ出てるけど、みなさんは少し少なめにぬるま湯いれようね!」という大ざっぱすぎるアクションに対する「小さなツッコミ」も見られた。
現在ドラッグストアでは、マスク以外にアルコール消毒液も品切れが続く。家庭で手軽に作れるのはありがたい。ただし、いくつかの注意点がある。健康がテーマの記事を執筆するネットライターが言う。
「効果が確認されているのは、食器・野菜洗浄用の家庭用合成洗剤。直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムか、アルキルエーテル硫酸エステルナトリウムを16%以上含むものだといいます。ちなみに、Joy、Magica、ママレモンはOK。商品の説明をよく確認することですね。流通量の少ない1リットルタイプよりも、流通量の多い500mlペットボトルを利用(洗剤は5㏄)するほうが持ち運びも便利で外出先でも使えます。スプレーはウイルスが拡散するのでNGで、ティッシュペーパー、ペーパータオルを使用するのがいいでしょう。その際使い捨て手袋を使えば、手荒れの心配もありません。ティッシュペーパーに浸して覆い、5分後にから拭きするとより効果的だそうです」
ジャニーズの後輩たちの手洗い動画に続いて投稿した城島の除菌剤作り実演動画。除草剤と勘違いする人が多かったのは、DASH村のせいか?
(塩勢知央)