4月15日、東京ドームで行われた「巨人-中日戦」は「5対1」で巨人が勝利。この試合、打っては松原聖弥が育成選手として初の初回先頭打者ホームランを放って景気をつけると、横浜から移籍した梶谷隆幸が続けとばかりに4打数4安打をマークした。投げては高橋優貴が8回1失点でリーグトップタイの3勝目を挙げており、投打のバランスがかみ合った試合内容に加えて、この試合、原辰徳監督にとって監督通算1100勝目のメモリアルだった。
日本テレビ系野球中継の番組公式YouTubeチャンネル〈DRAMATIC BASEBALL 2021〉では、15日の試合後の原監督のインタビューの模様を、同日に〈【インタビュー】4/15試合後の巨人・原監督インタビュー【巨人×中日】〉とタイトルをつけて投稿。インタビュアーから「1100勝」について水を向けられると、原監督は「まだまだ生まれたてのホヤホヤっていう気持ちでね、日々臨んでおります」と慎ましやかに回答した。
これに視聴者からは〈通算1100勝おめでとうございます〉とお祝いコメントの他、〈あなたが生まれたてほやほやの監督やったら誰が1人前やねん笑〉といった冗談交じりのツッコミコメントも見受けられた。それもそのはず、昨年、巨人での監督通算勝利数2位の長嶋茂雄氏(1034勝)、さらには1位の故・川上哲治氏(1066勝)を抜き去り、1位の座に躍り出た原監督。全体でも11位に位置し、10位の故・星野仙一氏(1181勝)に迫るポジションだ。
今シーズン限りで勇退も噂される原監督だが、ベストテン入りも間近なだけに、若大将の采配をまだまだ見ていたいファンも多いに違いないが…。
(ユーチューブライター・所ひで)