2000年代以降の女子アナブームを牽引してきたのは、日本テレビとフジテレビだった。
アイドル路線を打ち出し、07年12月に日テレは開局55周年を記念して、夏目三久(35)、鈴江奈々(39)、葉山エレーヌ(37)の3人組音楽ユニット「go! go! ガールズ」を結成。デビューイベントでは、サンタクロースの衣装で登場し、ミニスカサイズの丈からスレンダーな美脚をノリノリで披露した。
その翌年には、フジテレビは高島彩(41)、中野美奈子(40)らが所属したユニット「Early Morning」で音楽活動を開始する。
その後もオリコンの「好きな女性アナランキング」では、日テレの水卜麻美(32)とフジの加藤綾子(34)のトップ争いが続いた。女子アナウオッチャーの丸山大次郎氏は語る。
「テレ朝は長らく人気アナが不在で蚊帳の外でしたが、ここ数年でアイドル路線が飽きられ、『好きな女性アナランキング』に変化が出てきました。熟女アナが食い込んできたり、個性が重視されるようになり、昨年は奔放なキャラで注目される弘中綾香アナ(29)がトップを獲得したのです」
弘中人気に便乗とばかりに、「動画、はじめてみました」では、次々と女子アナが動画を配信、猛攻を仕掛けている。
「サイバーエージェントと組んでAbemaTVを始めたのが、きっかけとして大きかった。ネットビジネスのノウハウを学んだことで、地上波ではできない取り組みができるようになり、女子アナの知名度アップだけではなく、テレビ離れしている若い視聴者との距離が近くなってきたんです」(テレ朝関係者)
人気ナンバーワンの弘中アナは、美容系やチャレンジ動画を中心に配信。その中で思わずムズムズしてしまうセクシー動画が、「『弘中アナ汗だく!!』最新! サーフエクササイズに四苦八苦! 目指せ美ボディ!!」だろう。
32℃に設定されたスタジオの中、バランスボールの上に固定されたサーフボードに乗って体幹を鍛える運動に、後輩の林美桜アナ(25)と挑戦。
アップテンポな曲に合わせて、不安定な足場でバランスを取りながら、モモ上げやスクワットをノンストップで行っていく。
「弘中アナは黄色いTシャツに黒のタイツ姿で、前かがみになるたびに胸の谷間が見えそうになり、思わずのぞき込みたくなるほど。しかも汗ダクになると体にTシャツが張りついて、小ぶりながら形のいい胸があらわに。テレビではまず見られない最大エロスと言えるでしょう」(尾谷氏)
別の企画では、弘中アナがひたすら二重跳びに挑戦する動画もあり、胸揺れまで拝めてしまうのだ。