そもそも田中と弘中アナは、昨年9月に放送された同番組の第1回特番が初対面だった。
「同じニオイを感じ取ったのでしょう。番組開始当初は探り探りという印象でしたが、最終的には初対面とは思えない意気投合ぶりを見せていました」(テレ朝関係者)
番組内で共鳴し、どんどんノッてきたふたりは小首をかしげたり、ペロッと舌を出してはにかんだりと、あざといしぐさのオンパレード。弘中アナは、好きな男性のタイプを聞かれた際の対応を問われ、
「ディーン・フジオカさんが好きなんですけど、タイプの人がその場にいたら言いません。『笑顔がクシャッとかわいい人が好き』って言います」
と、男性が気後れしないためのオリジナルテクニックを披露。一方の田中もあざとい系女子アナの先輩として、貫禄を見せつける。
「合コンの場などで自分のかわいさアピールのために前かがみになる女性を、田中は『隣にいる気になる男性へのアピールだけじゃなくて、正面に座る男の人にも胸元を見せてます!』と猛批判。ですが、その直後、自分が思い切り前かがみになってボタンを連打していたんです。決して胸元の開いた衣装ではないですが、それでも胸が見えそうなほどで、さすがだな、と思わされました(笑)」(テレビウオッチャー)
アナウンサーという、バラエティー番組におけるいわば「裏方」の存在にもかかわらず、こうしてメインでフィーチャーされるだけあって、お互い仕事面では絶好調だ。
女子アナ評論家の丸山大次郎氏は、両巨頭の活躍をこう評する。
「派手さという点では、やはり田中の活躍が顕著。女優業、写真集とアナウンサー以外の分野に進出して、バラエティーに出れば期待される役割をきっちりこなす。美容関連のCMなども次々獲得し、順調そのものです。これほど多岐にわたって大成功を収めているのは、おそらく女子アナ史上初の快挙でしょう。一方、弘中アナも『あくまでアナウンサーとして』の体裁から逸脱せず、しかし従来のアナウンサーではできない仕事をこなしているのが、余計にすごい。4月スタートのAbemaTVのドラマでも、広告モデルとして背景の看板写真だけに出演しており、そういう出すぎずに目立つ戦略もうまいなと思いますね」
彼女たちが世の男性諸氏を魅了してやまない最大の理由が「あざとエロさ」であることは、疑いようのないところ。
セクシー評論家の刈田萬蔵氏が、両人のエロスを分析する。
「往年の名AV女優でたとえるならば、田中さんは極上のカラダをしたプロ女優の松坂季実子で、弘中さんは素人っぽさが非常に受けた秋元ともみ。あるいは、吉原の10万円する高級ソープと、テレクラや出会い系カフェというか。方向性は正反対です。そんなふたりが共演しているのを見ると『ああ、いいキャバクラだなぁ』という思いに浸ることができますね。弘中さんと同伴して、田中さんとしっぽりアフターへ‥‥妄想が膨らむ一方ですよ」