こんな簡単な手術でさえ「心肺停止」になってしまう恐れがあるのかも…。有吉弘行はそんな覚悟を持って手術に臨んでいたのかもしれない。
有吉は4月16日放送の「有吉クイズ」(テレビ朝日系)にて、額にできた脂肪腫を摘出する手術のシーンを公開。都内のクリニックを訪れ、その場で日帰り手術に臨む様子をカメラが追いかけ、“何の手術か”を当てるというドキュメンタリー形式のクイズになっていた。
「有吉によると7~8カ月前から額のこぶが気になりはじめ、他の番組で脂肪腫と診断されていたそうです。脂肪腫はほとんどが良性の腫瘍ながら、額だと目立ってしまうのが難点。手術を決心したきっかけは、とあるロケでロッチ・中岡創一と頭同士がぶつかった際に、中岡から『たんこぶできてる~!』とツッコまれるも、『脂肪腫だよ』とは言い返せなかったからだったとか。放送翌日の17日には、手術後に撮影していた自撮り画像を公開。手術を受けたことを報告していました」(テレビ誌ライター)
手術の際には全身を覆い、額の部分だけをくりぬいた状態に。患部に麻酔注射を打つ様子なども放送された。手術後には「脂肪腫、見れますか?」と興味津々の様子だったが、この手術に際しては相当な覚悟を持っていたはずだというのである。
「実は太田プロの後輩であるマシンガンズの滝沢秀一が昨年6月19日、同じ脂肪腫の摘出手術を受けた際に心肺停止に陥っていたのです。滝沢は麻酔で意識を失った後、1分ほど心臓が停止。手術後には点滴を受けながら一晩入院することになりました。有吉はその後日に放送された自身のラジオ番組『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』でこの件について触れ、『生死の境にいたみたい』『ラッキーデッドってあるからね』とイジっていましたが、今回は同じ脂肪腫の手術ですから、脳裏には滝沢の件が思い浮かんでいたのでは。それゆえ無事に手術が終わった時には相当ほっとしていたことでしょう」(前出・テレビ誌ライター)
もっとも有吉のことゆえ、心肺停止の様子をテレビカメラで収録するのも芸人らしいと割り切っていたのかもしれない。(金田麻有)