「革命戦士」の異名を持つ、元プロレスラー・長州力。右腕を横方向に突き出して相手の喉や胸板目掛けて叩きつける〈リキ・ラリアット〉を武器に、数々の名勝負を繰り広げてきた。また、1984年にはアントニオ猪木対ハルク・ホーガンの優勝決定戦に突如乱入し、両者にリキ・ラリアットを放つという革命戦士の名に恥じぬ傍若無人振りも披露した。
そんな長州だが、現在はずいぶんと丸くなっているようだ。YouTubeチャンネル「長州力【公式】RIKI CHANNEL」では、政府から届いたとされるマスクを両手に「ありがとうございます」と丁寧に感謝の言葉を述べた長州。しかし、映像はそれだけにとどまらず、番組終盤には爆笑もさらう回を投稿している。
5月3日投稿の〈【衝撃映像】長州力が例のマスクを着けてみたらアレが飛び出した?【アベノマスク】〉がそれだ。
「ちゃんとしたマスクですよ。僕なんか顔がでかいから、ちょっと小さいくらいだけど、十分マスクの機能は果たしてますよね。だから、何が騒がれてるのかって別に、シミとか、虫とか、まさか入ってもいないし」
と世間のアベノマスク批判を一蹴してみせた長州氏。「ただし」と長州氏は「このマスクを国会の中継で誰一人あててる人がいないのが少し残念ですよね」とも語り、ネット上では〈議員が布マスクしてないのは確かに気になっていた。さすが長州さん、よく言った〉肯定のコメントが相次ぎ、長州の朴訥とした真面目な人柄がにじみ出ていた。
と、その矢先だった。マスクを装着して突如、「ワーッ!」と大声を放したかと思うと下唇をマスクの下から出し、「…って怒ったら、ちょっと口が出ちゃうんだけど」とおどけて見せたのだ。
これには〈壮大な前フリだったな。声出して笑ってもうたわ〉〈長州さん、マスク着用中は怒らないようにしてくださいね笑〉と視聴者からは大爆笑のコメントが溢れた。
何でもかんでも批判する人が多い中、きちんと感謝する。それでいて爆笑もさらうとは、さすが革命戦士!YouTubeでも、どんどん革命の嵐を巻き起こしてもらいたいものだ。(ユーチューブライター・所ひで)