歌手の一青窈が5月15日、自身のインスタグラムを更新し、物議を醸した。
一青は「#検察庁法の改正はなぜ」とし、「『いま』必要なのですか。教えて!sorry」と綴り、モノクロのアップショットを添えて検察庁法改正法案の採決に疑問を呈した。
「この改正法案を巡っては、多くの有名人が『#検察庁法改正案に抗議します』のハッシュタグで抗議の姿勢を示しました。しかし、一種の“ブーム”のような流れにもなっており、違和感を抱く人も多かったようですね。その上で今“あえて”関連する内容を投稿した一青には、様々な声が上がっています」(芸能記者)
ネット上では「一青窈さん、こっちこそその投稿“いま必要?”」「自分の意見を言いたいのはわかるけど、これは悪手だろ。今はマイナスイメージにしかならんぞ」「一青さん、もはや一周遅れだぞ。みんなドン引きしてるわ」「もうこのネタ、旬は過ぎたよね。今頃食いついても絶対損するだけ」など、特に厳しい意見が散見される。
法案の是非については各人それぞれの意見があるため、一概に一青を責めることはできないが、芸能人が政治的メッセージを発信することに拒絶反応を示す人はまだまだ多い。一青も批判の声が上がることは十分承知していたと思われるが…。
「一青は過去に、ふだんから自転車に鍵をかけず6台盗まれ、そのたびに『私が強く信じていなかったから』と考えることにしているという少々理解に苦しむエピソードを明かしています。それを今回の件に照らし合わせると、自分の口に“鍵”をかけなかったのも、非難(盗難)されることを最初から想定していたのかもしれません。もっとも、そうなると、まだまだ信じ方が足りなかったということになりますが…」(前出・芸能記者)
同改正法案に関しては、世論を受け、今国会での成立が見送られることとなった。これを受け、またぞろ芸能人たちの勝利の声が広がりそうだが、一青窈は少々乗り遅れた格好だ。
(ケン高田)