「モーニング娘。」の初代メンバーとして98年にデビューした福田明日香が6月19日、大胆な写真集を出すことで話題を集めている。お笑い芸人のユリオカ超特Q氏が分析する。
「まさか、あれだけあどけなかった彼女が先陣を切るとは思いませんでした。同じ『モー娘』なら後藤真希、加護亜依、矢口真里、吉澤ひとみといった“候補”がいましたが、うれしい“番狂わせ”ですね」
90年代アイドルシーンの頂点に立った「モー娘」だが、70年代の大人気アイドルグループといえば「キャンディーズ」だ。映画評論家・秋本鉄次氏が衝撃の作品を紹介する。
「スーちゃんこと故・田中好子は、89年に、今村昌平監督作「黒い雨」(東映洋画)で、二次原爆症を患う女性の役を演じました」
そして、浴室でみずからの髪の毛を触ると、ずるりと大量の髪の毛が抜けるシーンですべてを脱ぎ捨てた姿を見せたという。
「田中は同作で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞に輝きました」(秋本氏)
モンスター級の人気を誇った「ピンク・レディー」は、それぞれに新境地を描く。
「ミーこと未唯mieは、解散直後の82年に『コールガール』(松竹)で主演を演じました。シャワーシーンでは、彼女がこんなことをするなんてと衝撃的でした」(前出・秋本氏)
もうひとりのケイこと増田恵子も94年に「週刊プレイボーイ」で初マッパを披露。写真集も告知していたが、なぜか発売延期になり、幻のショットとなった。そして80年代に大ブームを巻き起こしたのは「おニャン子クラブ」だ。筋金入りのファンであるタレント・ブレーメン大島氏が振り返る。
「メンバーきっての歌唱力を誇った会員番号13番の内海和子が解散から5年後の92年、まさかの写真集を発売したのは驚きました。艶っぽい路線の対極にいただけに、まさかという感じでした。ほかにも会員番号8番の国生さゆりは、長渕剛の主演ドラマ『しゃぼん玉』(91年、フジテレビ系)で、マヨネーズをふんだんに使った不貞シーンを見せてくれました」
6月2日発売の「週刊アサヒ芸能」6月11日号では、こうした意外な「その後」を大特集している。あの日の青春が蘇ってきそうである。