6月15日、タレントの上沼恵美子が「上沼恵美子のこころの晴天」(ABCラジオ)に出演。複数の女性との不貞が報じられ無期限の活動自粛に入っているアンジャッシュの渡部建に、強烈なダメ出しをした。
渡部は過去、上沼がMCを務める「快傑えみちゃんねる」(関西テレビ)に出演したことがあるが、上沼は「オカベ? あ、ワタベか。覚えていない」と切り出し、「今度のなんか確信犯みたいななあ、女の人をモノとして見てますでしょ?」「ものが陰険やわ。後味が悪いというか、なんじゃこりゃというか、こんなん許したらあかんぞと思いますわ」とバッサリ。
さらに「なめてる。世間もすべてをなめきってるわ。仕事も先輩も、視聴者も聴取者も。みんなをなめ切って“ボクは世界一”って思っているような、したたかな鼻持ちならんものを感じんねん」とボロカスの評価を下した。
上沼は番組終わりにも改めて「彼はいい人を演じてたんやろうな、もうこうなったらそうなりますよ。だから何でも思い通りになるっていう。ナメてかかってた」と言い放ち、他の情報番組出演者を含め、ここまで渡部を糾弾した芸能人は他になく、さすが“関西の女帝”といったところだが、こんな見方もある。
「上沼は番組途中、『なんか言うたらこっちも叩かれる』『絶対に擁護なんかでけへんし』とも語っていましたね。直後に『擁護する気なんてないですよ私』と打ち消していたものの、思いを巡らせるところがあったのではないでしょうか。昨年5月、複数のファンとの“4WD不貞”が報じられた原田龍二はその後、上沼が出演する『上沼・高田のクギズケ!』(読売テレビ)に出演。反省しきりの原田に上沼は『男として薄っぺらい』『女をモノとして、性のはけ口やと思ってないか』など公開説教しましたが、最後は激励に至っている。ある意味、これが原田にとってミソギの場となったわけですが、渡部も復帰を考えるのであれば、上沼の面と向かってのダメ出しが最後の救いとなるかもしれなせん」(週刊誌記者)
もっとも、渡部の場合は一度引っ込んでしまっただけに、そうした場に立てるのも相当先のようだが。