話題沸騰の映画「シン・ゴジラ」(7月29日公開)に主演する長谷川博己が7月24日の「誰だって波瀾爆笑」(日本テレビ系)に出演し、同映画で共演する石原さとみからダメ出しを食らう場面があった。
2人は15年公開の「進撃の巨人」でも共演しており、気心の知れた仲。長谷川はプライベートな会話の途中で、「やっぱ、いいや」と最後まで語らないことが多々あるようで、石原は「(次の撮影現場で会った時などに改めて)聞くと答えてくれるんだから、その場で言えばいいのに」と、常々イラッとしていた心情を明かした。さらにトーク番組だということを踏まえ、「言うんだったら最後まで言ったら?」とアドバイスを兼ねてコメントした。
「石原さんは、見た目はかわいらしい女性ですが、納得できないことはトコトン追及する“白黒はっきり型”。前作の『進撃の巨人』もそうですが、石原さんは撮影前にご自身が納得できるまで徹底的に役作りをするんです。今回の『シン・ゴジラ』でも、わざわざ海外特使に会って役どころを研究したと聞きます。衣装合わせの段階では役のヘアメイクの簡単なイメージ画をみずから描き、本読み段階では英語のセリフを完全にマスターしていました。共演の竹野内豊さんが『本番までに(英語のセリフを)何とかします』と恐縮するほどでしたね」(映画ライター)
そんな石原だが、体調を崩しながら臨んだ「進撃の巨人」の撮影現場で「貧血のハンジ(石原の役名)も悪くないよ」と長谷川に言われ、「その一言で救われた」と胸キュンしたエピソードも披露し、さりげないフォローも忘れなかった。女優魂だけでなく、周囲への気遣いも一流ということのようだ。