お嬢様でありながら、グループの冠番組ではメンバーたちに気付かれないことを目標に天井に吊るされたりと、芸人がやるような体を張った仕事もこなす乃木坂46の人気メンバー・生田絵梨花。
ロケバスでの移動時にはやたらテンションが高く、隣りに座ったメンバーはとにかく話しかけられるというエピソードが番組で紹介されたりと表舞台はもちろん、プライベートでも元気なイメージを持つ人も多いだろう。
しかし、6月10日放送のラジオ番組「乃木坂46のオールナイトニッポン」(ニッポン放送)で、生田は自身の学生時代について「ふだんの学生生活、本当にひどかったよ。冴えなすぎて…」「起きたてのまんま、走って行っているから髪はボサボサだし、メガネだし。『誰?』みたいな…」と、学生時代はとにかく冴えなかったことを自負しているようだ。
その理由については「ふだんの(アイドル)活動ですべてのオンの要素を放出して一生懸命バーッてするから、学校では完全にオフ。抜け殻みたいになっちゃって」と、アイドル活動で全力を出し切ってしまっているぶん、学校では「アイドル・生田」の面影はまったくないのだとか。
また、「1回、(私の)親友が言われたって言っていたのが、『あの人、本当に生田さんだよね?』って」と、本当に乃木坂の生田なのか疑われてしまうほどだったといい、友人からも「テレビで見る姿と違いすぎる」とも言われていたそうだ。
「ここ最近で乃木坂のファンになった人たちからすれば、にわかには信じられない話だとは思いますが、番組パーソナリティで同じく乃木坂の新内眞衣も生田の話を聞いて、思い当たるフシがあるようで『確かに学生時代のいくちゃんは楽屋でも抜け殻だったもんね』と納得していました。ちなみに14年に放送された『乃木坂って、どこ?』(テレビ東京系)では、齋藤飛鳥が当時高校生だった生田に『結局死ぬのにどうして人は生きるんだろう?』という哲学的な質問をぶつけられたというエピソードを明かしていました。ふだんの生田からは想像ができないギャップですが、多忙なアイドル活動と学業の両立で様々な葛藤を抱え、スイッチがオフになってしまった時にそういったことを考えこんでしまっていた時期だったのかもしれませんね」(アイドル誌ライター)
こう聞くと生田の学校生活は華のないものに感じられるが、高校時代に1度だけバンドを結成して、ボーカルを担当し、MONGOL800の「小さな恋のうた」を学校行事で熱唱したこともあったとか。
とりあえずはそういったことも含めて、生田の学生時代を間近で見ることができた同級生たちがただただうらやましいというのがファンの本音だろう。
(石田安竹)