「全然うちらに関係ないじゃん!なんでこんなにニュースになってるの?」
そんな一定層が抱く疑問の声を「バッサリ言ってくれた」「そのとーり!」と代弁してくれたと、女優の星野真里に称賛が集まったという。6月23日、すべてのワイドショーで取り上げられた元NEWSの手越祐也のジャニーズ事務所退所会見。小倉智昭氏いわく、ふつうは頼めないような敏腕弁護士を同席させて2時間にも及んだ会見には様々な反響を呼んだ。もちろん、NEWSや「イッテQ」などで彼に親しんだファンからは今後へのエールなども送られたりもした。
退所は、騒動になったコロナ問題とは関係なく以前から計画されていたようで、それについても触れていた手越。とは言っても、本人も頻繁に会っていたという安倍昭恵夫人とのお花見問題や、緊急事態宣言下での六本木会食などへの言い訳に終始したというのが多くの人の印象だったようだ。
「昭恵夫人とのお花見ショットも、たまたまレストランの敷地内の桜が綺麗だから撮っただけとのこと。でも、それには『それより集団での会食がダメなんだよ』とSNS上で即座にツッコミが入ってましたし、六本木の『不要不急ではなかった』という会食については、『僕のビジョンを聞いてもらうために医療従事者の先生にお会いしたんです』との言い分でしたが、翌24日放送の『スッキリ』でMCの加藤浩次さんが『金策で困っていても家にいた方もいる。緊急事態宣言が出ているということで、人にうつしちゃいけないという気持ちで家にいた方もいるわけ。そういう方の気持ちをちょっと汲んでほしかった』と、やんわり苦言。SNS上でも『じゃあなんで女性がいるんだよ?』『そんな話リモートで十分じゃないか』『そんな時に六本木の酒の席に呼び出す医療従事者を信用してるの?』と、手越さんの言うことに懐疑的な意見が圧倒的でした。しかし、それより何より手越会見をバッサリ斬ったと称賛されたのが、同24日放送の『グッとラック!』(TBS系)でコメントした女優の星野真里さんでしたね」(女性誌ライター)
星野は手越会見について、持論として「非常に堂々とお話されていて、自信にみなぎっているなという印象を受けました」とまずはフォロー。ところが、星野のもとに、友達からメールが来たそうで、それに「今世紀最大のどうでもいいことだね」と書いてあったと紹介したのだ。これには視聴者もビックリしつつ、「本音出た!」「いいぞいいぞ!」「手越と騒ぐ世間を完全にバカにしてて最高」「溜飲下がった!ほんとにどーでもいいと思ってた」「友達じゃなくて星野さんが言ったんじゃないwww」と拍手喝采する人が続出したとか。
「もちろん星野さんは言いっ放しではなく、どうでもいいことと言いながら楽しんだ、会見は大成功だったのでは?と大人のまとめをしていました。でも、一昔前ならジャニーズ絡みのタレントの会見で『どうでもいい』なんて口が裂けても言う人はいませんでした。加藤浩次さんのコメントは正論ですが、まだ擁護してる印象も受けましたから、たった一言ですけど、星野さんの度胸満点のバッサリがよけいに称賛されたのだと思います」(前出・女性誌ライター)
ともあれ、「星野のホンネ」のようにさえ聞こえてしまった「友達の言葉」が、いろんな人たちのモヤモヤを少しはスッキリさせたのは事実といえそうで…。
(小机かをる)