女優・嘉門洋子(33)が綴る小説連載が「週刊アサヒ芸能」9月10日発売号からスタートする。タイトルは「ブラッディ ドール 堕ちたアイドル」。副題も<「薬物&ヤクザ愛人」疑惑に翻弄された現役女優が綴る芸能界私小説>と衝撃的。作家の新藤冬樹氏がプロデュースの力作だ。
いつも艶かしい肢体にばかり注目が集まっていた嘉門だが、文章を書くことは以前からの習慣だったという。
「子供の頃から、空想の世界に浸り、その世界の中にいるのが好きでした。感情にしっくりとくる言葉を書き落とせると、心も頭もすっきりして心地いいんです。ですから、まさか夢にも思っていませんでしたが、“書く”お仕事をいただいたときは、即座に『ぜひお願いします』と答えていました」
物語は、特殊な家庭環境で育った少女が救いを求めて芸能界に飛び込んでいくというもの。過去には、まさに副題のような「薬物」や「ヤクザ愛人」疑惑が報じられたこともあった嘉門だが、
「報道は事実と違うことが沢山あったので辛かったです。ずっと心を閉ざしていましたが、この挑戦は、苦しい経験を糧に、新しい扉を開くチャンスだと感じています」
とすると、小説の内容は実体験に即していると考えていいのだろうか。
「ご想像にお任せします。日本酒片手に身の上話を聞いてあげているつもりでお付き合いください」
嘉門洋子の「初告白」で、あの事件の“真実”にどこまで迫れるのか。