芸能界に意外と多いのが「麻雀愛好家」。中居正広もその一人だ。
「ジャニーズ事務所退社直前の大事な時期である3月中も、赤坂にある行きつけの雀荘に入り浸っていました」(目撃者)
ジャニーズといえば、創設者であるジャニー喜多川氏が無類の麻雀好きだったことは有名だが、中居の場合は、亡くなった父親の影響が大きいという。
「もともと父親っ子だった中居が30を過ぎて父親の遺志を継ぐべく覚えたのが、麻雀。しかもタモリやヒロミなどの大物だけでなく、劇団ひとりなどの共演者とも卓を囲んで交流を深めていた。実は共演者から麻雀の最中に聞いた個人情報を番組で差し支えない範囲でバラして司会の評価を上げただけに、自粛中でも欠かせない趣味になっています」(テレビプロデューサー)
さらにその上を行く麻雀好きとして知られるのが、演歌歌手の瀬川瑛子だ。今年に入ってから渋谷のノーレート雀荘で何度も見かけたという会社員の話。
「週に3、4日は来店していたみたいですね。僕が見たのは、真っ黄色のド派手なステージ衣装で『リ~チ~』と例のスローモーなしゃべり方で打っている姿(笑)。ある時、ゲストで来店した女子プロと同卓。そこでも『あら~、あがっちゃったわ~』と瀬川節。基本的に麻雀中はよけいな私語は厳禁なんですが、その女子プロも瀬川さんに気を遣って何も言えなかったみたいです」
瀬川本人もやる気満々で「今から麻雀プロになりたい」と公言しているという。発足2年目の麻雀プロリーグで最年長選手が出る日も近いかもしれない。
瀬川以上に目立っていたのが、元横綱の稀勢の里。今年3月末のお昼時に、東京都江戸川区にある田子ノ浦部屋近くのコインパーキングで、警察官と何やら話し込んでいた。目撃した近隣住民によれば、
「コインパーキングから車を出そうとした時、運転していた若い衆らしき男性が何かとぶつかって、すってしまったようなんです。稀勢の里は道路で立って待っていたのですが、運転を代わって車を出して路肩に止めると、しばらくして警察官が来て、事情を聞いていました。運転していた男性は申し訳なさそうな顔をしていて、それを稀勢の里はしょうがねえなって感じで、ちゃんと説明をさせているようでした。この時の格好は、革ジャンに刺しゅう入りのジーパンをはいていて、見た目はヤンキーそのもの。髪型も横を刈り上げていたので、警察官も最初は気づいていなかったようです。途中で稀勢の里だとわかってからは気を遣ったのか、路地の目立たない場所に移動してました」
ヤンキーぶりで負けていないのが、お笑い芸人の友近だ。そのあまりの堂々ぶりに近所の人は、
「出歩く時は、すっぴんに家着のようなテロテロのジャージで、地元の商店街で買い物していますよ。コロナがはやってからはマスクで完全防備していますが、大阪のおばちゃんのような堂々とした様子で闊歩するので有名です。2月頃も、ちょうど衛生用品の品薄が叫ばれ始めた頃で、友近さんは午後イチで商店街にあるドラッグストアに出没。生理用品をどっさり買って大きな袋を抱えて帰っていきました。その直後にマスクなんかもなくなったんで『情報早いわ』と思いましたね」
対照的に、カカア天下ぶりを白日の下にさらしたのが昨年、「闇営業問題」で謹慎に追い込まれていたレイザーラモンHG。
「3月におにぎり専門店に、車で乗り付けて大量購入。誰かと思ったらマスクをしたHGでした。サングラスをしていないのでつぶらな瞳で、周囲も誰も気づかなかったほど。ところがお会計の間に、彼の子供2人が店内に乱入。耳打ちすると、オーダーが終わって客が行列をなす『3密』にもかかわらず、『アイスカフェオレ』を追加注文。どうやら車中で待つ嫁から追加の指令が出ていたようです。周囲のひんしゅくをよそに平身低頭だったのが印象的でした」(後ろに並んでいた客)
闇営業問題ですっかり立場が逆転したようだ。