5~7月に予定されていた〈十三代市川團十郎白猿〉の襲名披露公演が新型コロナウイルスの影響で延期されていた歌舞伎俳優の市川海老蔵が約7カ月ぶりに舞台に帰ってくる。
海老蔵の企画によるもので、9月11日の熊本・八千代座を皮切りに全国12か所27公演で歌舞伎舞踊公演〈古典への誘い〉を上演することが発表されたのは7月1日。その2日後の7月3日、海老蔵はみずからのYouTubeチャンネル〈EBIZO TV 市川團十郎白猿〉で〈【重大発表】わたくし海老蔵宣言しまする!〉を投稿した。
「思ったことがありまして発表させていただきます…」と、おもむろに語り出した海老蔵。チャンネル登録者数を100万人に伸ばすと宣言したのだった。ちなみに、7月22日現在で同チャンネル登録者数は25.1万人。
「それに向けてどうすればいいのか?」「どうすれば100万人になるのか?」「どのくらいの時間でなれるものなのか?」…といったみずからの問いかけに、いずれも「わかりません…」とオチをつけて見せた海老蔵だったが、「100万人に登録者がいくまで毎日YouTubeをUPする!毎日19時15分には動画のUPをしていこうと思っております!」
と公約を掲げたのだった。さらには100万人にとどまる気はなく、その先の300万人まで伸ばす意気込みのようだ。しかし毎日投稿となるとアイデアの枯渇が予想されることから、コメント欄に意見を求めていた。
これに視聴者からはさっそく〈お父様や諸先輩や出会った素敵な人の思い出話を時々してください〉〈私たちもあまり見られない、歌舞伎のうらのシーンとか〉〈かんげんくんと、れいかさんの、真面目な稽古の様子をお願いします〉といった様々なアイデアが寄せられた。
9月の舞台までに到達するよう短期決戦の予想だろうか、はたまた舞台中も投稿を続ける長期決戦での腹積もりか…?最悪の場合、ライブ配信になるかもしれませんと発言している海老蔵。公演直後の上気した表情もみられるなど、ファンにはたまらない1シーンになるかもしれない。
(ユーチューブライター・所ひで)