まさに「令和の下ネタ女王」の座にふさわしいウイカは、今年の元日、15年に一般男性と結婚していたことをツイッターで発表。15年というと、数々の武勇伝を残した伝説のアイドルグループ、BiSを卒業した翌年だ。アイドル誌編集者が当時を振り返る。
「BiSは“アイドル界の暴走機関車”なんて呼ばれていましたね。ウイカがまだ加入する前ですが、樹海をマッパで走るプロモーションビデオは衝撃でしたし、水着姿で観客席にダイブするなど、とにかく過激なパフォーマンスが有名だった。ウイカも『primal.2』のPVの中で、ホテルのベッドでミニ丈スカートの奥に手を伸ばし、赤いアンダーウエアを下げるというシーンがありました」
14年1月に発売された「週刊プレイボーイ」のグラビアでは、メンバー6人そろって「魚拓」ならぬ「人拓」を披露している。
「ウイカはバストが全然豊かでないとして『体に自信はありませんが、筆プレイすっごく楽しかったです!』とコメント。ブログでは『ニプレスも前貼りもナシの完全マッパ』と明かしています」(アイドル誌編集者)
当時の過激なパフォーマンスは芸能人にも衝撃を与えていたようで、昨年4月、共演した女優の水川あさみから「ファーストサマーさん~BiSキャノンボール見ました」と声をかけられたことをツイッターにつづっていた。
水川が見たのは「劇場版 BiSキャノンボール2014」。解散ライブを控えたメンバー6人に、6名の艶系ビデオ映画監督がそれぞれ3日間密着。手つなぎ1P、キス2Pなど、撮影中の獲得ポイントを競うというアイドル界の常識を打ち破る破天荒ドキュメンタリー映画だ。
ウイカに密着したのは、斯界の巨匠、カンパニー松尾監督だった。
靴下のニオイをかいで初ポイントを獲得すると、シャワー後の洗面台で、Tシャツに下はアンダーウエア姿のウイカを捉えた。「水着となんら変わらないし」と、肉感的なヒップ、スラリと伸びた脚線美の肌着姿で、堂々と部屋を闊歩する様子が映し出されている。
当の松尾監督もこう言って賛辞を惜しまない。
「撮り手としては、もう少し、もったいぶってほしかったですね(笑)」として、密着する相手としてウイカを指名した理由は「艶系ビデオ好き」という情報があって、「組みやすいと思った」からだという。
「当時から自己プロデュースがすごくて、目の前の人を楽しませてくれるんです。一般的なアイドル像のようにわがままじゃないし、操り人形でもなかった。自分でしっかりと発信できる人で、しゃべりも立っていた。(この間は)いい意味で熟成期間だったと思います」(松尾監督)
美人で自己プロデュース力に優れ、女優やバラエティー番組からも引っ張りだこ。令和の下ネタ女王の快進撃は、まだまだ続きそうだ。