ウイカが「本音」を漏らしたのは、19年11月29日放送の「ダウンタウンなう」(フジテレビ系)。人気企画「本気でハシゴ酒」にゲスト出演した時だ。
放送作家が明かす。
「彼女のほかにダウンタウンの二人とMCの坂上忍、山崎夕貴アナでテーブルを囲む中、彼女の素顔に迫る場面があり『普通の中流家庭で育った』『元ヤンではない』『門限とかも守ってた』と次々と白状させられ、14歳当時の吹奏楽部時代のパネル写真まで登場した。そこには、今とはギャップがありすぎるマジメそうな黒メガネ姿の彼女が写っており、一同大爆笑。ついに『関西弁のヤンキーっぽい人おれへんなーと思って、無理してやってるところがある』と告白して、笑いをとっていました」
番組で松本人志が「地アタマがいいのはバレてる」と喝破したように、自己プロデュースの積み重ねで、今の人気を勝ち得ていると言えよう。
「女優としても昨夏の『凪のお暇』(TBS系)に毎週異なるキャラで出演し、歌では5月2日放送の『爆笑そっくりものまね紅白歌合戦スペシャル』(フジ系)でアニメ『鬼滅の刃』のオープニング曲『紅蓮華』を熱唱するなど、豊かな才能の一端を見せています。今後の展開として『主婦層の好感度を上げたい』ようで、世間に飽きられないために、子供番組進出の野望も口にしています。でも、ラジオがおもしろすぎるので、子供番組というのは当分、難しいかも」(放送作家)
そのラジオ番組は、今春スタートした「ファーストサマーウイカのオールナイトニッポン0」(ニッポン放送、月曜深夜)だ。
「3時~4時半の生放送で彼女の言葉を借りれば、まさに呼吸をするようにバンバン下ネタが飛び出しています。中でも『盗聴!!』というコーナーは最高。彼女の発言を盗み聞きしたという体裁でリスナーの投稿を読み上げるのですが、女性が未経験の男子を指す言葉が飛び出すとそれに受けたり、自分でも男性のシンボルを指すことばをサラリと話したりと、放送コードギリギリでウケまくりです。とにかく彼女の下ネタのすごいところは、その知識。最近、艶本が土手に捨てられていないことに惜別の情を述べているのですが、艶系漫画誌『ローレンス』の名を挙げるぐらい精通しています」(放送作家)
番組終了後に始まる「アフタートーク」では、美術用の木製人形2体を使って1年がかりで「夜の四十八手」を検証する人気コーナーもある。確かに、子供番組進出の野望については遠そうだ。