モデルで女優の佐々木希が、9月2日に発売される「anan」2215号の表紙を飾ることがわかった。佐々木が表紙になるのは3年ぶり。中面12ページにも及ぶグラビアにも登場しているという。
表紙の写真で佐々木は、ピンク色のツルツルとした生地のキャミソールをまとって横向きにあぐらをかき、こちら側を向いた顔は少し憂いを帯びた表情で唇を半開きに何かを訴えているような艶っぽさ。肩や背中は大胆に肌見せさせ、目にもまぶしい白い肌を惜しげもなくさらしている。
同号の特集は〈心とカラダの整え方。〉ということで、テーマに沿ったインタビューにも応えたという佐々木は、朝のルーティンで「外見をきちんと整えると、自然に心が前向きになれる」「周りの方々にも、ハッピーで溢れていてほしいと思っています。家族もそうだし、仕事で会う人たちもそう。どうしたらそうなるのかな、と思ったときに、結局、“愛”なんだな、と気付きました」などと話しているという。さらには「今回のことがあって、周りのみなさんに私はどれだけ愛されているのかが、本当によくわかった」と語るなど、夫であるお笑いコンビ・アンジャッシュの渡部建の騒動に触れた内容もあるとか。
そして、「人に助けてもらってばかりじゃなく、私自身も変わらなきゃ、と、少しずつ前向きになれたような気がします」と、騒動後に佐々木自身も変化し成長していることをうかがわせてもいる。
「佐々木さんは8月23日、『24時間テレビ43 愛は地球を救う』(日本テレビ系)内で放送された『チャリティー笑点』に生出演。お笑いコンビ・テツandトモと一緒に変顔を見せたり『なんでだろ~』に合わせて踊ったりと、体当たりでお笑いにチャレンジ。テツに『一緒に営業回りましょう!』と誘いをかけられた佐々木は『お願いします!』と笑顔を見せ、終了後に舞台裏で林家たい平から『大丈夫ですか? あんな変顔して。女優人生に影響あるんじゃないですか?』と問われて『あるかもしれないです』と笑いながら満足そうな笑顔を見せていましたね。その後は大喜利で座布団運びに挑戦したり、大喜利のお題に答えたりと大活躍でした」(テレビ誌ライター)
佐々木の姿にネットでは「お笑いで一生懸命な姿を見せる希さんに感動した」「変顔しても可愛いなあ」「渡部の不貞騒動がなかったら、果たして笑点に出たのだろうか?」「佐々木さんの笑顔の裏に、母の強さを垣間見た気がする」「あの佐々木希がお笑いで一生懸命な姿をするなんて、想像できなかったしちょっと痛々しい。それだけ渡部の行為はおろかだったってこと」といった声が聞こえている。
「渡部さんは不貞事件の後、現在も活動自粛中。CMの違約金などもありますし、妻である佐々木さんが働いて家計を支えなくてはいけない状況で、『笑点』に出演したのも“母として妻として”なりふり構っていられないのでは、という見方をする人もいるようです。それはある意味正しいのですが、佐々木さんを見ていると経済的な意味合いだけではない、彼女の内面的な変化も見て取れるように感じられるのです」(前出・テレビ誌ライター)
佐々木は「anan」のインタビューで次のようにも話しているという。
「経験は、糧にしないともったいない。その一つとして、今回私が注いでもらったような愛情を、これから先、いろいろな人に返していきたいと思っています。私は、人の痛みや悲しみを理解し、寄り添える人になりたい。相手の言葉や感情に耳を傾け、話をする手伝いをするような、そんな人に憧れます」。
渡部の騒動が、幸か不幸か佐々木の内面的な変化と成長を促したことは間違いがなさそう。妻の健気で前向きな姿を、渡部は決して忘れてはいけないはずだ。
(石見剣)