各局美女アナのフリー転身が珍しくなくなった昨今、水面下では売れっ子を巡る様々な思惑が揺れ動いているという。これまで、一本釣りを狙うプロダクションが主役だったが、その様相は一変。売り手市場ならではの女子アナたちの「したたか戦略」も見え隠れするのだ。その女子アナの最新動向を詳報しているのが、「週刊アサヒ芸能」9月1日発売号だ。
局アナからフリーアナへ。この流れを後押ししているのは、テレビ局を取り巻く厳しい経営環境にある。かつて高収入業種の一つと言われていたテレビ業界も今は昔。そうした中、美女アナたちのフリーへの誘惑への背中を押しているのはやはり「収入アップの誘惑」。
「実は、各局アナの給料は頭打ちの状態です。もともと民放が高くて、NHKが安いといわれていた女子アナの給与水準が今や逆転。とりわけ、女子アナの離脱が止まらないTBSや視聴率3冠の常連である日テレもこれまでの人件費の圧縮ぶりでアナウンサーの疲弊ぶりが制作スタッフの間でも話題に上るほどです」(制作会社関係者)
さらに、ここにきてフリー転身組の成功パターンも多様化。中でも14年にTBSを退社し、昨年ファースト写真集を大ヒットさせた田中みな実(33)は「局アナ時代の20倍以上」と言われるほどの荒稼ぎをしているのだ。さらに、ご褒美とばかりにCM出演料も国内トップクラスとなる1本3000万円にまで高騰。いまや独立を志す美女アナのあこがれのマトとなった。
そんな中、テレビ業界では彼女たちの「退社・独立」を巡る駆け引きがかつてなくヒートアップしている。
とりわけ動向に注目が集まっているのが、昨年の「好きな女性アナウンサー」ナンバーワンに輝いたテレビ朝日・弘中綾香アナ(29)だ。テレビ局関係者が語る。
「自他ともに認める“幼な顔”の弘中アナも来年2月には30歳。彼女は数年前から周囲に独立願望を包み隠さず語っていることで知られている。本人としては人気絶頂のうちに一日でも早くフリー転身したいのが本心ではないでしょうか」
弘中アナをはじめ、田中萌アナ、TBSの古谷有美アナにフジの山崎夕貴アナ、そしてNHKの和久田麻由子アナまで。総勢5人の“フリー転身”を巡る最新事情を9月1日発売のアサヒ芸能9月10日号で詳細にレポートしている。