9月16日放送の「ホンマでっか!?TV」(フジテレビ系)で、マツコ・デラックスの番組降板が突然発表されたことが波紋を呼んだ。
約10年出演したマツコの卒業となれば、自分の口で発表したり、特別コーナーがあってしかるべきだが、番組最後にテロップが流れただけ。明石家さんまやスタッフとの不仲説まで流れた。
これに対し、さんまは9月26日放送のMBSラジオ「ヤングタウン土曜日」で「マツコは実は5年前から『ホンマでっか』辞めたかった。でも、俺との付き合いもあるし、一生懸命5年も頑張ってくれたんですよ」と語り、マツコの今後に関連して「ステージやりたかったみたいで。レギュラーを半分外して、土日に全国ツアーをやりたかったんですけど、コロナで今年はできなくなって。実は来年から、コロナが落ち着いたら、番組減らして舞台の方を、ということで」と明かしている。
この舞台の内容は定かでないが、それに加えて、マツコは昨年9月5日放送の「夜の巷を徘徊する」(テレ朝系)で、自分のやりたいことについてこんなコメントをしている。
「いまね、猫を育てたいの。保護猫を育てて里親を探したいの。そうなったら、芸能界もう忙しくてやってられないの。2時間おきにミルクあげなきゃいけないから赤ちゃん猫は」
「マツコは大の猫好きで、家では猫の動画を見ている時間が何より多いとか。7月31日放送の『マツコ&有吉 かりそめ天国』(テレビ朝日系)では、飼いたいけど、自身が多忙なため飼えないという心情を明かしていました」(テレビ誌ライター)
出演番組を絞り、どこかのタイミングで引退して保護猫を飼う生活へ…。「ホンマでっか」 降板は、その第1歩だったのかもしれない。(鈴木十朗)