玉木宏主演のドラマ「極主夫道」(日本テレビ系)の第3話が10月25日に放送され、平均世帯視聴率9.21%を記録。第1話は11.8%、第2話は10.1%と3話連続2ケタは逃したものの、初回、2話に続いて「#極主夫道」がツイッターのトレンド入りを果たし、相変わらずの人気ぶりをみせた。
同作は、おおのこうすけ原作の同名漫画の実写化。主演の玉木宏が元極道のスーパー専業主夫・黒田龍、その龍の妻・美久を川口春奈が、龍の元舎弟・赤宮雅を志尊淳が演じている。第3話では、龍が娘の向日葵(白鳥玉季)が通う学校の“PTA組”に入門。ハロウィンのお楽しみ会に協力すると宣言し、大張り切りで準備を進め、極道風の桃太郎の寸劇を披露するというストーリーだった。
ネット上では「桃太郎姿の玉木宏イケメン」「ハロウィン仮装した川口春奈が可愛かった」 などの反響が寄せられたが、実はこの人気ドラマに関して、2つの“勘違い”が視聴者の間で起こっているという。
「ネット上で散見されるのは、その内容から『極道主夫だと思ってたら極主夫道だった』と、ドラマのタイトルを勘違いしていたという声です。中にはいまだに気づかず、普通に『極道主夫面白かった』と書いている人もときどきいますね」(エンタメ誌ライター)
もう一つは、極道の妻役を演じている稲森いずみに関しての“勘違い”だ。
「稲森は龍が所属していた天雀会会長・江口菊次郎(竹中直人)の妻・雲雀役で出演。映画『極道の妻たち』の岩下志麻をオマージュしたような着物にサングラス姿でコミカルな演技を披露し好評を得ているのですが、そんな稲森を見て、『ファーストサマーウイカが出てると思ったら稲森いずみだった』 『最初出てきた時、稲森いずみかウイカかガチ分からんかった』と、稲森がウイカに見える人がいるようです。確かにナチュラルメイクのときのウイカは稲森に似ているかもしれませんね」(前出・エンタメ誌ライター)
第3話では、大阪の豚まんでお馴染み「551蓬莱」のCMパロディーシーンがあったが、毎回こうした小ネタが話題となり、玉木と稲森の振り切った演技も見もの。日曜夜に笑いを提供してくれるこのドラマが再び数字を2ケタに戻してくるのか注目したい。(鈴木十朗)