お笑いコンビ・NON STYLEの井上裕介といえば漫画好きで、自宅の書棚が壁一面、まるで漫画喫茶並みに漫画本を並べていることで有名だが、この井上が、漫画「ONE PIECE」の編集担当者は悲惨なのだと語った。YouTubeチャンネル「NON STYLE 井上」の2月13日に投稿された『【ハリウッド実写】ONEPIECEルフィがまさかの外国人?スゴすぎエピソード紹介!【Netflix】』でのことだ。
この日も自宅の書棚の前で収録が行われ、人気漫画「ONE PIECE」がNetflixで、まさかの外国人で実写ドラマ化されることを受けて(放送日未定)、「世界ナンバー1といっても過言ではない漫画。楽しみ」と井上が待ち焦がれる表情を見せた。
そんな中、かつて井上が「ONE PIECE」を少年誌で連載している集英社を番組の取材で訪れた際、「ONE PIECE」担当の編集者に「みんなより先にONE PIECEが読めるんでしょ、いいっすよね」と言ったところ、「ONE PIECE担当の編集が一番悲しいです」と返されたというエピソードを語った。井上はこう続ける。
「『ONE PIECE』の担当になったら、まずやる仕事が、『ONE PIECE』の最終回を読まされることなんですって。(作者の尾田栄一郎氏より)“最終回こうなるんで、ある程度ストーリー上、明かさない部分もあるけどチャチャ入れないでね”って言われるんですって。世界で1番ともいわれてる漫画の最終回を知った状態でストーリーを読まないといけないんで、1番悲しいんですって言ってたよ。誰にもしゃべっちゃあかんしな」
井上いわく、尾田氏は中学の時に「ONE PIECE」の構想やオチをある程度練っていて、自分が大人になるまで「誰も海賊漫画を描かないでくれ」と祈っていたのだとか。「あと5年で漫画の連載を終わらせる」と昨年発言した尾田氏は、これまでずっと逆算して漫画を描いていたようだ。
かの木村拓哉も「ONE PIECE」好きで有名だが、連載終了には「ちょ待てよ!」という心境か。ともあれ、井上、木村を含め、ファンは、この大人気漫画のラストが待ち遠しいような、寂しいような、複雑な気持ちなのかもしれない。
(ユーチューブライター・所ひで)