2次元の世界でのみ愛されてきたアニメキャラが、リアルな3次元映像で現れる!はたして、アイドルや女優たちが再現したヒロイン像は、いかなる採点を下されるのか?令和の時代も語り継いでいきたい平成の世に起きたミラクルを徹底検証!
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上下に分けて公開されたのは、SFアクション大作の「GANTZ」(11年、東宝)で、夏菜は20歳で自死したものの、ガンツに召喚されて生まれ変わった岸本恵役を演じた。
「最初にマッパのまま転送されるシーンの衝撃!ヒップのラインがクッキリ見えた。肌着のラインがつかないように、数日前からノー肌着で過ごしたとは彼女の弁です。そのシーン以降も、光沢あふれる黒のガンツスーツ姿が艶すぎ」(アイドル評論家・織田祐二氏)
たわわな胸元が役どころにドンピシャだった。
続いてはアクション時代劇として、やはり正続編と2作公開された「あずみ」(03年、東宝)で、主役のあずみに扮したのは上戸彩。
「制作発表にも行きましたが、期待感の高さをひしひしと感じました。あの壮大な原作をどう実写化するのかと注目されました」(美少女研究家・高倉文紀氏)
原作のあずみは、幼い頃より人を斬るために育てられた少女である。そこには、明るい笑顔などかけらもない。
「彼女の場合、デビュー間もない『3年B組金八先生』(01~02年、TBS系)での性同一性障害に悩む生徒役もそうですが、シリアスで陰のある役にこそ当たりが多い。本作ではボーイッシュな雰囲気とアクションのこなし方も含め、女優としての分岐点になったと思います」(前出・高倉氏)
実は上戸はドラマで次々と「エースをねらえ!」(04年、テレビ朝日系)や「アタックNo.1」(05年、テレビ朝日系)で実写ヒロインに扮した。ただ、話題性や人気からいけば、やはり「陰のあるあずみ」に軍配が上がりそうだ。