かつては「同性の敵」と言われたぶりっ子キャラも今は昔。男にこびたキャラクターに、抜群の「美ボディ」に憧れるみな実フォロワーが芸能界で急増している。
その筆頭は、10月からレギュラー化されたバラエティー番組「あざとくて何が悪いの?」(テレビ朝日系)で共演する同局の弘中綾香アナ(29)。
「美に対するストイックな部分を尊敬していて、トレーニング方法などを勉強しています。最近では、田中が栄養豊富で美容や健康に効果がある、ふかしたさつまいもを常にバッグに入れて持ち歩いていることを教えてもらうと、弘中アナもマネしているそうです」(芸能記者)
前田敦子やタレントの指原莉乃(27)もオススメの化粧品やスキンケア方法など、田中のアドバイスに従っている。また、10月末には新たな「弟子入り」志願者が現れた。
「情報番組『あさイチ』(NHK)に出演する近江友里恵アナ(32)が、番組のインスタグラムでワイングラスを持ちながら、潤んだ瞳で誘うようなポーズを披露。『#あざとくて何が悪いの?』というハッシュタグも付けられ、田中に向けて熱烈アピールしたのです」(芸能記者)
芸能界にみな実信奉者の輪が広がる中、古巣TBSのアナウンサーの人脈はどうなっているのか。TBS関係者によれば、
「フリーに転向した青木裕子(37)や加藤シルビアアナ(34)とは局アナ時代から犬猿の仲。全然ソリが合わず、今もその関係性は変わっていないと聞きます。江藤愛アナ(34)とは同期なのですが、田中がバレンタインデーに番組スタッフや共演者に何百個も手作りチョコを渡したりするなど世渡り上手に長けているのを見て、何かと比べられるのが嫌だった江藤アナとは不仲と言われていた。それでも田中がフリーになってからは局アナ時代より距離が近くなり、関係は修復されています」
だが、古巣の局アナには、プライベートで頻繁に会う相手はいないようだ。
ここ1、2年でバラエティー番組だけではなく、女性誌やドラマと、売れっ子街道を驀進する中、田中が絶大な信頼を置いているのは「相談役」であるタレントのアンミカ(48)と爆笑問題が所属する芸能事務所「タイタン」の太田光代社長(56)だ。芸能プロ関係者はそのディープな交友をこう語る。
「2人は田中がフリー転向後、仕事が激減していたどん底時代を支えていました。17年にブレイクのきっかけになった女性誌『an・an』の表紙で肘ブラヌードを披露した時は、どの写真を表紙にするか迷っていた田中に『肘ブラ』写真を指南したのがアンミカだった。この件は本人がテレビ番組内で明かしています。また、失恋して落ち込んだ時の『駆け込み寺』になっているのが太田社長の自宅で、失恋の傷が癒えるまで居候していたことも。一緒に温泉に行ったこともあり、裸のつきあいで親交を深めているのだとか」
TBS時代のぶりっ子キャラから成り上がった「田中伝説」は第2章が始まったばかり。この先、女優業で成功をつかみ、新たな「パーフェクト人脈図」に誰の名前が加わるのだろうか。