フリーアナトップをひた走る田中みな実と人気投票1位の弘中綾香が合体した冠番組「あざとくて何が悪いの?」がスタートした。かつては「あざとい」は嫌いな女子アナのキラーワードだったが、今やイケてる女子アナの代名詞にすらなっている。そんなテレビ各局で幅を利かせる「あざとい」アナたちの最新情報をお届けしよう。
レギュラー化初回の視聴率が11.1%と、及第点となった田中みな実(33)とテレビ朝日・弘中綾香アナ(29)が初タッグを組んだ冠番組「あざとくて何が悪いの?」(テレビ朝日系)。堅調な高島彩(41)が司会を務める「サタデーステーション」の放送時間を削ってまでの投入に賛否があった。この個性派アナの共演に不安視もされたが、蓋を開ければ、弘中アナの田中への「忠犬」ぶりに周囲も口あんぐり。テレビ朝日関係者が語る。
「初回放送では田中が『食事会に弘中アナを連れて行ったエピソード』を紹介し、同席した中年男性に対して弘中アナの媚びない態度を称賛していました。弘中アナが田中に媚びているのが見え見え。番組のレギュラー化が決定した頃から田中にべったりとして甘えだし、周囲から『田中の軍門に下った』と言われるほどの関係になりました。最近は出社時の私服も田中にプレゼントされたものばかりで、フリー転身も時間の問題と危惧する声もあるほどです」
田中への憧れはエスカレートするばかりで、
「番組の関係者など、第三者がいる前でも堂々と田中を『女神様』と真顔で呼ぶことすらある。今年10月、ネット媒体に掲載されたインタビューで、彼女は『全人類を幸せにするマザーテレサのよう』とこれ以上ない表現で田中を持ち上げています。女優業にシフトしつつある田中から『あざとい女子アナキャラの禅譲』を狙っているのでは、との見方もある。ここにきて田中も女優転身に向けて、炎上必至の際どい発言を控えざるをえないので、事実上の『2代目襲名』みたいなものですよ(笑)」(テレビ朝日関係者)
対する田中もステップアップのために、これまで磨きをかけてきた「あざとさ」総動員で女優活動にシフトする構えだ。プロダクション関係者の証言。
「みな実ちゃんの本丸はNHKでのドラマ出演。10月27日に放送される『プロフェッショナル 仕事の流儀』での密着取材を許可したのも、ドラマ出演の布石にしたいという思惑があったからこそ。まさに『あざとい』みな実の面目躍如です。その目標は『朝ドラ』と『大河ドラマ』。先日の『サンデー・ジャポン』(TBS系)で自身の『2022年大河ドラマ出演内定報道』に触れ、否定しながらも『お待ちしてます』と逆オファーしていました。実際に彼女はさまざまな方法で『NHKへの接近』を試みており、すでに複数のNHKのプロデューサーとの会食を重ねている。今回の『出演内定報道』も、彼女と会って『完落ち』したNHK関係者によるリークではないかと言われるほどです」
やはり「あざとい」ツートップはタダモノではなかった。