13日、日曜劇場「安堂ロイド」(TBS)がスタートした。高視聴率を連発した「半沢直樹」(TBS)に続けと、“視聴率男”のSMAP・木村拓哉(40)を主役に起用し、女優陣には柴咲コウ(32)や人気急上昇中のモデル・本田翼(21)など、盤石の体制を敷いた。
それでも話題になったドラマの後番組だけに、現場は暗い雰囲気だったという。
ドラマスタッフの話。
「『半沢直樹』が話題になっていくと、最初は『すごいね』なんてどこか他人事だったのに、毎回視聴率が上がっていくのと同時に、現場ではプレッシャーに変わっていきました。スタッフだけではなく、俳優陣の中でも『半沢の後だけはやりたくない』っていう声が聞こえてくるようになったんです」
冷え込んでいく現場の士気を高めたのは、主演のキムタクだったという。
「木村さんは現場の空気を察したのか、弱気な共演者やスタッフに対して、『大丈夫だよ。俺たちならやれるから』と、鼓舞していったんです。負けず嫌いな性格なので、『半沢直樹』の視聴率が上がるほど、闘志が燃えるそうです」(前出・ドラマスタッフ)
初回は19.2%という好発進だった。奇抜なドラマ内容なだけに、第2話で視聴者が離れていかなければいいのだが‥‥。