嵐のレギュラー番組「VS嵐」(フジテレビ系)の最終回が12月24日に放送され、平均世帯視聴率15.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。有終の美を飾ったことがわかった。同番組は生放送を織り込んだ4時間ブチ抜きの特番として放送され、前週(17日)の10.3%を大きく上回る高視聴率となった。裏で民放各局が長時間特番を放送する中、同時間帯で横並びトップとなった。
「放送前からの番宣がすごかった『とくダネ!』や『めざましテレビ』などに嵐コーナーを入れ込み、『VS嵐』の思い出を語ったりしました。嵐とはレギュラー番組『嵐の宿題くん』(日本テレビ系)で共演して以来、誕生日プレゼントを贈り合うなど親交のある司会の小倉智昭が、嵐から贈られた至宝の品を本邦初公開してましたね。『VS嵐』でも人気企画3本立て編成という豪華版。『BABA嵐 ババ抜き最弱王決定戦』で瞬間最高視聴率18.8%を記録。ドラマの主役を張る人気俳優がてんこ盛りで出演したおかげもあって、嵐の”最後”に華を添えました」(テレビ誌記者)
番組では5人だけの特別企画も満載。24日に38歳の誕生日を迎えた相葉雅紀の誕生日パーティーを開催。1月3日放送の後継の新番組「VS魂」で単独MCを務める相葉が思わず「すげえプレッシャーなの、本当に。嵐の番組をもらうの、プレッシャーなの」と本音を明かしてガチ号泣。メンバー4人に優しく励まされ、お茶の間の視聴者をほっこりとさせる場面が流れた。
「相葉のプレッシャーは半端ないと思いますよ。何と言ってもゴールデンタイムですから。紅白歌合戦で白組の司会を単独で務めたり、フジの歌番組の特番司会を務めたりしましたが、今回は毎週の放送で、責任は重大です。活動休止後の嵐完全復活を信じて疑わない相葉は、嵐にもう一度バトンを渡すつもりでいますから。間違っても低視聴率で打ち切りという事態だけは起こしたくなく、それこそ死に物狂いでやると思いますよ。それが空回りしなければいいのですが…」(ジャニーズウオッチャー)
相葉は番組内で「(これまで通り)変わらないで(見て)いただける人がいたらうれしい」と引き続き番組にチャンネルを合わせてもらうよう懇願したり、「いずれ『VS魂』にも来ていただきたいですよ」とメンバーに援軍を要請することも忘れなかった。1月14日には通常放送が始まるが、その数字の動きが注目される。
(塩勢知央)