4月24日に放送された相葉雅紀主演のテレビドラマ「貴族探偵」(フジテレビ系)の視聴率が、8.3%だったことがわかった。同番組の視聴率は、1話から急落したという。
「『貴族探偵』は月9ドラマ30周年ということで豪華キャストを揃え、第1話は3クールぶりに視聴率11.8%という、初回2ケタの好スタートを切りました。しかし2話では早くも3.5%も減少。前回、視聴者からは主演の相葉が貴族に見えないこと。さらに貴族の登場する推理モノでは、織田裕二主演『IQ246~華麗なる事件簿~』(TBS系)が昨年放送されたばかりで、目新しさがなかったことなどが指摘されており、それらの意見が今回の数字に繋がったと思われます」(テレビ誌記者)
そんな視聴者から辛辣な評価が飛び交う「貴族探偵」だが、一方で、一部原作小説ファンからは絶賛されているとのニュースが世間を騒がせた。そして今回、視聴率が急落したニュースが伝えられると、原作ファンたちから反論の声が上がっているという。
「2話にして視聴率が爆死したという記事が出ると、原作ファンからは『2話はレベルが高すぎて一般人には理解できなかったんだろう』『ついていけないなら月9視聴者全員が原作小説を読むべき』『面白くないと思う人は可哀想』と反論するコメントが飛び交いました。しかし一般視聴者からは『内容は理解できるけど、豪華キャストのわりに新鮮さがなく退屈』という感想が多いようです」(前出・テレビ誌記者)
一部では、このまま低視聴率が続けば、いよいよ枠ごと廃止されるとの噂も飛び交う月9ドラマ。はたして「貴族探偵」は、今後原作ファン以外も満足させ、巻き返しを図ることができるだろうか。