スポーツ

大阪なら結果が違った!?薬師寺保栄が辰吉丈一郎との「世紀の一戦」動画回顧

 1994年12月4日、名古屋市総合体育館レインボーホール(現、日本ガイシホール)で行われた、WBC世界バンタム級王者・薬師寺保栄と、WBC世界バンタム級暫定王者・辰吉丈一郎の王座統一戦。平均視聴率は関東地区39.4%、関西地区43.8%、東海地区52.2%を記録し、史上初の日本人同士による王座統一戦として日本中から大きく注目された世紀の対決だった。

 その試合のテレビ中継時に解説を務めていた、元WBA世界ライトフライ級王者・具志堅用高氏のYouTubeチャンネル〈具志堅用高ネクストチャレンジ〉に薬師寺氏が出演、当時を振り返る貴重な回が投稿された。

 1月1日に〈【大激白】あの辰吉丈一郎戦の裏側とは…〉とタイトルがついた回を観てみると、辰吉サイドは地元大阪での対戦を切望したが、結果、薬師寺サイドが入札に勝り、薬師寺氏にとって有利となる名古屋開催となった。

 戦前、「オレは名古屋はアウェイじゃない」と豪語していた辰吉氏の言う通り、多くの熱狂的な辰吉ファンが会場に押しかけた。

 際どい試合は判定の末、「2-0」で薬師寺氏が勝利したが、「大阪で戦った場合はどう?」と投げかける具志堅氏に、「違う話(結果)になっとるんだろうねえ…」と薬師寺氏は苦笑い。

 当時は大阪だろうがどこだろうが「戦ってやろう!」という気概を持っていた薬師寺氏だが、ジムサイドが地元である名古屋開催にこだわった理由が、「終わってみて、時間が経てば経つほど、名古屋開催の名古屋放送で良かったなって思います」と感慨深く振り返ったのだった。

 当時、日本人の最高額である、2億3900万円ものファイトマネーを受け取ったことも薬師寺氏の口から明かされ、興味深い良回となった。

(ユーチューブライター・所ひで)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    なぜここまで差がついた!? V6・井ノ原快彦がTOKIO・国分太一に下剋上!

    33788

    昨年末のスポーツニュース番組「すぽると!」(フジテレビ系)降板に続いて、朝の情報番組「いっぷく!」(TBS系)も打ち切り決定となったTOKIOの国分太一。今月30日からは同枠で「白熱ライブ ビビット」の総合司会を務めることになり、心機一転再…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<寒暖差アレルギー>花粉症との違いは?自律神経の乱れが原因

    332686

    風邪でもないのに、くしゃみ、鼻水が出る‥‥それは花粉症ではなく「寒暖差アレルギー」かもしれない。これは約7度以上の気温差が刺激となって引き起こされるアレルギー症状。「アレルギー」の名は付くが、花粉やハウスダスト、食品など特定のアレルゲンが引…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<花粉症>効果が出るのは1~2週間後 早めにステロイド点鼻薬を!

    332096

    花粉の季節が近づいてきた。今年のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は全国的に要注意レベルとなることが予測されている。「花粉症」は、花粉の飛散が本格的に始まる前に対策を打ち、症状の緩和に努めることがポイントだ。というのも、薬の効果が出始めるまでには一定…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
上原浩治の言う通りだった!「佐々木朗希メジャーではダメ」な大荒れ投球と降板後の態度
2
フジテレビ第三者委員会の「ヒアリングを拒否」した「中居正広と懇意のタレントU氏」の素性
3
3連覇どころかまさかのJ2転落が!ヴィッセル神戸の「目玉補強失敗」悲しい舞台裏
4
ミャンマー震源から1000キロのバンコクで「高層ビル倒壊」どのタワマンが崩れるかは運次第という「長周期地震動」
5
巨人「甲斐拓也にあって大城卓三にないもの」高木豊がズバリ指摘した「投手へのリアクション」