芸能

片岡愛之助はイヤミ役…ギャラは意外に安い?シリーズCMの“オイシイ部分”

 歌舞伎俳優の片岡愛之助が、2月13日から全国で放送されたソフトバンク“ワイモバイル”新テレビCM「イヤミ登場」篇に登場。今作で、漫画「おそ松くん」などでお馴染みのイヤミに扮した愛之助はワイヤーアクションに初挑戦、7回転しながら叫ぶ超ロング「シェ~~!!」を披露し話題になっている。

 このCMシリーズでは、天才バカボンの音楽に合わせて赤塚不二夫キャラクターに扮した豪華キャスト陣が登場。今回は、出川哲朗がバカボンのパパ役、芦田愛菜がバカボン役を務めている。

 片岡はCM撮影の感想を「ボクでいいのかなと思って。全然イヤミにも似てませんし」「改めて漫画や動画を見ました。でも(監督に)素のままを残しておいてほしいと言われたので、あまり声を寄せることもなく、案外、等身大の愛之助イヤミみたいな感じでした」 とコメント。

 ところで最近は特に、こうしたシリーズもののCMが目立つ傾向にある。

「他の携帯会社では有村架純、松田翔太らが出演しているauの三太郎シリーズ、ソフトバンクは上戸彩、堺雅人らが出演の白戸家シリーズ、NTTドコモは昨年冬から、星野源、橋本環奈らによる学校を舞台にしたシリーズを放送しています。さらに宝くじでも妻夫木聡、吉岡里帆らが兄弟を演じるシリーズ、JRAは2017年から今年も引き続き『HOT HOLIDAYS!』をキャッチコピーに年間プロモーションを行い、松坂桃李、高畑充希らが継続してCMに出演していますね」(エンタメ誌ライター)

 シリーズものは豪華キャストだけにギャラがかさみそうだが、実はそうでもないらしい。

「こうしたシリーズCMの多くは、タレントを大人数起用するからといって予算が比例して莫大にかけられるわけではなく、実はタレント一人ひとりに配分されるギャラは単体で出演するよりも落ちるという話。ただ、それでも人気タレントが出るのは、これらのCMは話題性が高く、出演するとイメージアップにつながるため。さらにシリーズものなので、続編に出られるというメリットがあるからだそうです」(前出・エンタメ誌ライター)

 今後も、また新たな“おもしろシリーズCM”が出てくるかもしれない。

(鈴木十朗)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
長与千種がカミングアウト「恋愛禁止」を破ったクラッシュ・ギャルズ時代「夜のリング外試合」の相手
2
暴投王・藤浪晋太郎「もうメジャーも日本も難しい」窮地で「バウアーのようにメキシコへ行け」
3
日本と同じ「ずんぐり体型」アルプス山脈地帯に潜む「ヨーロッパ版ツチノコ」は猛毒を吐く
4
侍ジャパン「プレミア12」で際立った広島・坂倉将吾とロッテ・佐藤都志也「決定的な捕手力の差」
5
怒り爆発の高木豊「愚の骨頂!クライマックスなんかもうやめろ!」高田繁に猛反論