今春、慶應義塾大学医学部への進学が「内定した」と報じられた芦田愛菜。ところがここにきて、「来春の大学進学は医学部ではない」という情報が聞こえてきた。
「週刊文春」によれば、慶應女子高3年生の芦田は、慶應大医学部への内部進学に必須の化学を履修しておらず、医学部への進学を断念したのではないかというのだ。
医学部への内部進学には、複数の理系科目の履修が必須。「化学を履修していない生徒が医学部に進むのはあまり聞いたことがない」との、大手予備校講師のコメントも紹介している。
「芦田さんが化学を履修していないという話が事実なら、医学部への内部進学はないのかもしれません。もちろん他大学の医学部を目指したり、慶應医学部を『一般受験』するという手もなくはないですが…。実際、医学部を志望する慶應付属校の生徒で、成績が足らずに推薦を得られず、他大学の医学部を受験する例はあります。ただ、芦田さんは成績的にはトップレベルで、医学部進学も問題ないと言われていましたので、必須科目を履修していないということは、3年に上がった段階で、医学部以外の道を決断していたのでは」(芸能関係者)
では、芦田はなぜ、中学生の頃から夢だと語っていた医師への道を断念したというのか。成績不振という理由は該当しなさそうだが…。
「考えられるのは、他に勉強したい分野が見つかったということ」(前出・芸能関係者)
芦田は高校に進学した頃から「世界史が好きになった」と話しているようで、医学以外の分野を深く勉強したいと考えるようになったとしても、不思議ではない。
あるテレビ関係者は「やはり女優業じゃないですかね」として、次のように語った。
「現在の芦田は学業優先で女優業をセーブし、テレビのレギュラーはバラエティー番組1本のみ。一方でCM出演は多く、契約料は年間4億円を超えるといいます。芦田は女優として希有な才能の持ち主で、女優業をセーブしている状況は非常にもったいないと考える芸能関係者は多い。医学部に進学すれば、少なくとも6年間は勉強漬けの毎日が待っていますしね。となれば、CM出演の収入もなくなる可能性があり、所属事務所としてもあまりに惜しい。医者をとるか女優をとるか、悩んだかもしれません」
大谷翔平のごとく、女優と医師の二刀流も見てみたいが、いずれにせよ、芦田の進路は今年中には確定しそうだ。
(石見剣)