他では聞けない世間の裏事情がわかると根強い人気のバラエティ番組「じっくり聞いタロウ」(テレビ東京系)。過激な内容で毎回、モザイクや自主規制音を連発、放送コードに引っかかる部分の多くはカットされてきた。
そんな同番組が、2月13日にネットで初の有料生ライブを配信。ゲストのかまいたち・山内健司も番組中の“ピー”の中身が知りたくて出演を承諾したと語っていたが…。
「とはいえ、生だと編集ができないので、下手にしゃべると取り返しがつかない事態になる。自主規制を余儀なくされたのか、『テレビでは話せない裏をじっくり』と謳っていたにも関わらずまったく中身のない話に終始し、視聴者からは『きちんと暴露しろ』『金を払った意味がない』との批判が相次ぎました」(週刊誌記者)
驚きの裏ネタが聞けると思った番組ファンは、決して安くはない1500円を払って視聴。特に、芸能人の薬物汚染に詳しいジャーナリスト・石原行雄による「今後逮捕が予想される芸能人」や、片岡愛之助と関係があった熊切あさ美の暴露は配信前から期待が集まっていたという。
「しかし、石原はライブ配信寸前にテレ東側から発言を止められ、熊切に至っては『暴露は一切ない』と断言。身の上話や芸能事務所を立ち上げたらどのタレントを引き抜くかなどのゲームでお茶を濁していました。このままでは配信は成り立たないという危機感からか、かまいたちの2人は必死にボケをかましていたね。ところが、MCのネプチューン・名倉潤はそれを察することなくボケを否定し、正論を繰り返すばかり。冷めた空気に、番組は巧みな編集によって成り立っているということが露呈していました」(前出・週刊誌記者)
生配信をするなら、番組側もそれ相応の覚悟で臨んでもらいたいものだ。