「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」(テレビ東京系)が終了してから約4カ月。ついに太川陽介の新バス旅が発表された。
4月22日に放送された「よゐこのすごろく旅~春の鎌倉&湘南ぐるり!2時間スペシャル~」で発表されたもので、新たなバス旅のタイトルは「ローカル路線バス乗り継ぎ対決旅~春の伊豆半島から富士山へ!路線バスで陣取り合戦!(仮)~」。どうやら対決スタイルになるようだ。
番組のHPによると、太川がリーダーを務めるチームと川崎麻世が率いるチームが対決。伊豆半島にある19の市町村を陣地に見立て、それぞれの陣地でミッションをクリアすることでゲットでき、最終的に多くの陣地を手にしたほうが勝ち。移動手段は路線バスのみで、1万円までならタクシー利用ができる。
「太川が出演したテレ東旅番組のいいとこ取りをしたような印象です。基本はバス旅ですが、対決スタイルは『ローカル路線バスVS鉄道 乗り継ぎ対決旅』と同じですし、ミッションをクリアするのは『ローカル鉄道寄り道旅』を思わせます。これまでの番組をよく研究してきた感がありますね」(テレビ誌ライター)
その上で陣取りという新たな要素をプラスしてきたのはさすがテレ東。新バス旅に対する思いが伝わってくる。
「太川と蛭子の『ローカル路線バス乗り継ぎ旅』は視聴率2桁を叩き出すありがたい番組でした。田中要次と羽田圭介の新コンビによる『バス旅Z』はそこまでの視聴率を稼げていません。テレ東にとって、太川をメインにした新たな旅番組を作り出すことは、至上命題。失敗は許されません」(前出・テレビ誌ライター)
どんな旅になるのか気になるが、放送は5月20日。そもそも新型コロナウイルスの影響で放送されるのかどうか心配だ。
「ロケそのものは3月半ばに終わっています。テロップで撮影日を告知すれば問題ないでしょう。それでも放送を5月20日とかなり先にしたのは、新番組がスタートで批判されるのを避けるためではないでしょうか」(前出・テレビ誌ライター)
テレ東が渾身の力を込めて送る新たなバス旅。どんな旅になるのか、放送が楽しみだ。