“ひとり芸人日本一”を決める「R-1グランプリ2021」(カンテレ・フジテレビ系)決勝戦が3月7日に放送され、ゆりやんレトリィバァが優勝に輝いた。
ゆりやんは、「女芸人No.1決定戦 THE W 2020」の初代女王でもあり、念願の二冠を達成。涙をこぼして喜びを露わにした。
「前評判ではフリップ芸を披露したZAZYが頭ひとつ抜けていましたが、決勝でフリップがめくれないなどの突発事態が発生。実力を発揮できずに惜しくも準優勝となりました。今年の大会は全体的にフリップ芸が多く、視聴者からは不満の声が上がっていますね」(お笑いライター)
ネット上では「もう来年からフリップ芸禁止にしろよ。どれも代わり映えせず、マジでつまらん」「ゆりやんが優勝は妥当。一方でおもしろければ何でもいいっていうけど、フリップおもしろくないんだよな。芸人にとってはやりやすいのかもしれないけどね」「R-1おもしろくない。文化祭の出し物感が強いしフリップ芸多いし…。審査員もどこがおもしろくて高得点つけてるのか疑問」などと、厳しい指摘が飛び交っている。
「今年は特に、フリップ芸や歌ネタが多く、途中で観るのをやめたという視聴者が続出したようです。そのためか、番組の世帯平均視聴率は、関東地区で6.6%、関西地区で10.6%(ともにビデオリサーチ社調べ)で、関東地区は過去最低となりました。お笑いファンにとっては、フリップ芸はとっくに“オワコン化”しているようです」(エンタメ誌ライター)
新たな見せ方に期待したいところだが…。
(ケン高田)