スポーツ

松井秀喜、新人時代に同部屋だった篠塚和典を驚かせた“ありえない”態度とは

 元プロ野球選手・松井秀喜氏は巨人時代、首位打者1度、本塁打王、打点王をそれぞれ3度獲る功績を残し、2003年からはMLBのニューヨーク・ヤンキースに移籍。09年には日本人選手初となるワールドシリーズでMVPにも輝いた偉大なメジャーリーガーでもある。

 そんな松井氏の巨人入団1年目には、キャンプで同部屋となったこともある元プロ野球選手の篠塚和典氏が、お笑いタレントのレッド吉田らが司会を務めるYouTubeチャンネル「こちら野球放送席」に出演。ルーキーらしからぬ松井氏の大物ぶりについて明かした。3月17日に〈キャンプの時は同じ部屋!篠塚和典さんに聞く新人・ゴジラ松井!〉とタイトルした投稿回だ。

「あいつは大物になるなと思いましたよ」そう松井氏を振り返る篠塚氏は、普通、先輩と同部屋になった新人は先輩よりも早く起きてカーテンを開けるなど気を使うものなのだが、「私のほうが起きるの早いですから」と言い、後輩の松井氏を起こす担当だったと言うのだ。しかし…と篠塚氏は、松井氏は野球に厳しい人であり、練習するときは練習して、休むときは休む…それを徹底した結果が寝坊だったのでは?…と、松井氏を擁護する発言もしている。

 当時18歳の松井氏にたいして、篠塚氏は36歳のベテラン。親子ほどの年齢差から寛容な姿勢だったようだが、20代の若い時分であれば「テメエ、この野郎ですよね?」とあおる吉田に、「そうかもしれないですね」と笑った篠塚氏。

 松井氏もそうだが、寛容に受け止める篠塚氏にもやはり、大物ぶりがうかがえる貴重な話だった。

(ユーチューブライター・所ひで)

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