3月24日放送のTBS系「水曜日のダウンタウン」で実施された企画「30-1(サーティーワン)グランプリ」がネット上で反響を集めている。
バカリズムがプレゼンターを務めた同企画は、「M-1」や「R-1」、「THE W」のようなネタの形式、人数、性別で区分けされた既存のお笑い賞レースに対する新たな目線のコンテストとして「30秒以内のネタで勝負する大会」だ。
ロバート、チョコレートプラネット、レイザーラモンRG、ニッポンの社長ら全40組がネタを披露し、スタジオの松本人志、伊集院光、くっきー!、陣内智則、バカリズムが審査を行った。
この企画について「素晴らしいアイデアですよ」と絶賛するのはバラエティ番組を手掛ける構成作家だ。続けてもらおう。
「視聴者からすればショートネタに限定したことで大勢の芸人のネタを短時間で見ることができて非常に満足度が高い。芸人にとってもおもしろさを凝縮させて披露できるので自然とネタの完成度が高くなる。ネットで話題になっているのも理解できます」
そんな「30-1グランプリ」について、バカリズムは「年1でやっていきたい」と番組内で自画自賛していたが、
「内容としては単独で週1のレギュラー番組としても存分に可能。水ダウのワンコーナーにとどまらずTBSでレギュラー化されるのも時間の問題ではないでしょうか。それぐらいのポテンシャルを感じる企画です」と、前出・構成作家は語るのだ。
「30-1グランプリ」の行方を注視したい。
(山倉卓)