NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の代役出演で、見事に“助演女優賞”級の大役を務めた川口春奈(26)。しかし、その奔放すぎる素顔は濃姫以上のじゃじゃ馬ぶりだった。
まさに大河特需に沸く春だという。ワイドショー芸能デスクが解説する。
「大河出演で注目を浴びると、のちに民放各局が争奪戦を繰り広げた末、連ドラへの出演が内定する。と同時に、大手広告代理店がセットで企業に売り込んでCMスポンサーが舞い込むことになるんです。川口は大河以前からカルビー、ヤクルト、味の素など7社との契約がありましたが、急遽代役に抜擢された現在は、サントリー、ライオンなどさらに6社増え、計13社と契約している。女性タレントで1位となる広瀬すずの14社に迫る人気ぶりです」
まさに、大河後には「CMがくる」を立証した川口だが、昨年1月からはYouTubeで「はーちゃんねる」を開設。「ぼっち飲み」「1人手巻き寿司」など、アケスケな普段着の姿を垣間見せる動画を投稿し、現在は126万人が登録する人気ぶりだ。
芸能プロ関係者が語る。
「素顔はよく言えば天真爛漫な女の子、悪く言えば、わきまえない女なんです。常に自分の話を聞いてもらわないと気が済まない“かまってちゃん”なので、共演俳優は四苦八苦している。特にセリフが入っていない若手俳優などは、気兼ねなく話しかけられて完全に煙たがっています。それでも大河の収録では、強度の花粉症のために鼻の穴にティッシュを詰めて『息ができない~』と共演者たちに絡んで回っても、長谷川博己をはじめ、ベテラン俳優からは意外とかわいがられていたんです」
可憐な濃姫はオジさんたちを味方につけるのぐらいお手のものだったようで、
「花粉症ついでに、昨年からは重症花粉症の啓発アンバサダーとしてCMも手中にしています。1年間という長丁場の大河を撮り終え、女優としても確実にスケールアップしている。昨年秋の『極主夫道』(日テレ系)に続き、春からは『着飾る恋には理由があって』(TBS系)の主演を勝ち取りました」(前出・ワイドショー芸能デスク)
実に連ドラ主演は7年ぶりになるという。
「7年前の主演ドラマこそ、川口にとっては黒歴史です。『夫のカノジョ』(TBS系)は視聴率が3%まで低下して途中打ち切りになった。以降、川口は『低視聴率の女王』というありがたくない呼び名がついたため、しばらく主演女優から遠ざかることになったほどのトラウマでした」(前出・ワイドショー芸能デスク)
大河で箔をつけた今、深夜ドラマ並みと言われた視聴率を払拭したいところだ。
「この火曜日22時の枠は、上白石萌音や多部未華子、森七菜などがムズキュンドラマで成功した鉄板枠です。しかも共演するのは若い女性から絶大な人気を誇る横浜流星で、コケる要素は見当たりません。交際中と言われる格闘家・矢地祐介との仲も絶好調のようで、ドラマ撮影中も幸せオーラいっぱいです。ムズキュンドラマ主演で恋愛モードに火がついて、結婚熱が高まるかもしれません」(前出・芸能プロ関係者)
ムズムズするのは鼻だけがよろしいようで──。