明石家さんまが3月20日放送のMBSラジオ「ヤングタウン土曜日」に出演。自身が初プロデュースするアニメ映画「漁港の肉子ちゃん」(6月11日公開)に雨上がり決死隊の宮迫博之が声優で出演することを明かし話題となった。
同作では、木村拓哉と工藤静香の長女でモデル・フルート奏者のCocomiが声優初挑戦することが先ごろ発表され注目されている。主人公・肉子ちゃんの声優は、さんまの元妻・大竹しのぶが務め、Cocomiは肉子ちゃんの娘・キクコの声を担当するという。
番組で声優選びについて触れたさんまは、「大竹さんとCocomちゃんって声優では素人。でも、それがいい」とコメント。声優学校へ行き、上手で安定しているが全部型にはまっている人か、ヘタで荒削りだがいい声だと思う人か、どちらをチョイスするかが問題だと説明し、キクコの友人のマリア役を、オーディション受験者1700人の中から初めて声優をする14歳の子に決めたと明かした。
さらに、「さんまのお笑い向上委員会」(フジテレビ系)のメンバーでもオーディションがあったといい、「ジョニ男は神社の鳥居の声をやらそうと思ってな」と打ち明け、続けて「宮迫 はセミ。土にずっと埋まって出てくるんですよ、セミが。一言あるんですよ。『出てきてもこんなもんか』って」と、宮迫が“ちょい役”で出ていると語った。
宮迫は闇営業騒動をきかっけに吉本興業との契約を解消し、YouTubeは好調なものの、 テレビ復帰はできていない。さんまは以前から自分の事務所で預かると発言したり、舞台復帰を準備したり、宮迫の復帰に尽力している。
「さんまのレギュラー番組『明石家電視台』(MBS)の15日の深夜放送と20日の30周年生放送特番では、宮迫の映ったVTRがモザイク処理されず放送されました。今回の声優起用も含め、徐々に宮迫の出番を増やしている印象を受けますね」(芸能ライター)
さんまの努力が実を結べばいいのだが。
(鈴木十朗)