7月6日放送の「痛快!明石家電視台」(MBS)で、明石家さんまが「さんまのお笑い向上委員会」(フジテレビ系)についてリモート収録が続くなら辞めると発言した。
この日の「明石家電視台」では、中川家・剛の「さんま観察メモ」を公開。「スタジオの前室での1人のさんまさんは、マフィアのボスのような顔をしている」という項目では、剛が「向上委員会の時ですね、これは」と説明。さんまは「ほかのお笑い芸人さんたちもえらい気合い入れて来てくれるんで、オレも『頼むで!頼むで!』って言っているのがちょっと怖い顔に見えたかも」と話した。
続けてさんまは「今回リモートで何回か放送したんですよ。みんな『観やすい』と。(スタジオ出演者を)少なくしたほうが。確かに腕のあるメンバーたちやから少なくても成立するけど、観やすかったら向上委員会やる意味ないから、これで行くならオレ辞めるでっていう話は…。あれやっぱごちゃごちゃしているスゴさやろ」と笑った。
レギュラー出演者の河本準一が「これが続くなら辞めるでって?」と聞くと、「静かに観やすい番組にしたらオレは辞めるでって言うた」とさんま。
この発言にレギュラ─陣が驚いていると、さんまは「芸人と50歳過ぎのおっさんしか見てない番組やんか。それも笑い通のおっさん。そういう番組なんでね、テレビ局がやらせてくれると言う限りは、お笑い芸人のためにも、(レギュラーの)アキナとかアインシュタインのためにも残していかなあかん番組」と語った。
さんまは以前、「向上委員会」のリモートを使った番組中、出演者に対し「しゃべり、遅れない?」と声をかけ、「(間がずれてしまうと)芸人殺してまうねん」とこぼしていたが、よほどリモートはイヤなのだろう。
(鈴木十朗)