シリーズ第1作の「仮面ライダー」で仮面ライダー1号/本郷猛を演じた藤岡弘、も仰天している!?
俳優・倉田てつをが4月4日までに動画配信サービス「17LIVE」にてライブ配信を敢行し、かつて主演を務めた特撮ドラマ「仮面ライダー」について言及した。
4月3日に生誕50周年を迎えた「仮面ライダー」シリーズ。その記念として、映画「シン・仮面ライダー」やテレビドラマ「仮面ライダーBLACK」のリブート作品の制作発表など、次々にファンを興奮させている最中だが、1987年に「仮面ライダーBLACK」で主役・南光太郎を演じた倉田の発言が大きな波紋を呼んでいる。
ファンとの交流の場として定期的に行ってきたライブ配信の中で、倉田は自身のデビュー作である「仮面ライダー」シリーズの50周年記念に関し、「いろんなことが耳に入ってきて、いろんなことがあるんだけど」「オレはあんまり、ごめんね、仮面ライダーの話は好きじゃないから。ごめん。仮面ライダー50周年って言われても、ありがとうだけど、別にオレ、仮面ライダーじゃねぇし。たまたま昔ライダーやってただけで。だから、まぁコメントも出さないしね」などと言及した。
続けて、倉田は不機嫌なテンションのまま、「ライダーの話をしたいっていうのはわかるし、来年『BLACK』(のリブート)やるっつうのも、皆がそうやって盛り上がるのはわかるけど」としつつ、「オレ、仮面ライダーあんま好きじゃないから。ごめん、ほんと。あんまちょっと、ライダーの話はここら辺にして」と言い放っている。
前出の藤岡など「仮面ライダー」役を演じてきた歴代の役者が次々に50周年を祝う中での、一連の倉田の発言に、ライダーファンからは失望の声が上がった。
「倉田といえば、歴代のライダー俳優の中で最も長くライダーを演じた人物で、ファンにとってはカリスマ的存在。ただ、自身の俳優デビュー作でもあったことから、倉田は仮面ライダー俳優としてのイメージがつきすぎて、他の作品に出演していてもライダーに関する質問ばかり受け、ファンに呼ばれる際も“倉田てつを“ではなく、“南光太郎“だったと嘆いたこともあります。おそらく今回の発言も、『仮面ライダー』という作品自体への嫌悪感より、その作品の話ばかりされてしまうことへの怒りだったのかも。それでも往年のファンにはやはりショッキングな発言となってしまい、ネット上でも『これはないんじゃないか?』『めちゃくちゃがっかり』『50周年の日になんてこと言ってんだ』『仮面ライダーで俳優になれたんですよね?』との苦言が続出。また、倉田がオーナーを務めるステーキ店では店内に多くの仮面ライダーグッズが装飾されており、過去に倉田自身も仮面ライダーを目当てに店にやってくる客が多いことを告白していたことから、『ビジネス利用してるくせに恥ずかしくないの?』『店では散々仮面ライダーに擦り寄っていながらのこの発言だからそりゃ炎上する』とのツッコミも出ています」(テレビ誌ライター)
あまりの人気シリーズがゆえ、その“顔“を任された俳優にとっては多くの悩みも付いて回ったのだろうが、さすがにぶっちゃけ過ぎてしまった感は否めないだろう。
(木村慎吾)