才色兼備の女子アナの世界といえども「封印」しておきたい過去というのは誰しも心当たりがあろう。以下、若気の至りをあらためて紹介しよう。
今や貫禄十分の加藤綾子といえど、学生時代はかなりのギャルだったことを知る人は少ないはずだ。女子アナウオッチャーが振り返る。
「実は入社1年目の08年、週刊誌や月刊誌に中学時代のガングロ金髪ギャル写真が掲載されて騒動になりました。なにしろ、漏洩したプリクラは金髪のカトパンがピースのサインを出している、ギャルそのもの。他にも高校時代のギャルメイクをしていたセパレート水着ショットなども次々発掘されました」
プリクラ写真では、過去の彼氏とのペアショットも。
「当時の報道では、ホストとの交際や『ベンジャー』という不良グループに参加していたなど、音大卒の清楚なルックスからはかけ離れた内容でビックリした記憶があります。いろんな男性とお付き合いしてきた過去があるからこそ、男性ファンを魅了することができると納得する部分もありますけど…。まあ、昔から良くも悪くもひと様の注目を集める存在だったんだなと」(女子アナウォッチャー・丸山大次郎氏)
昨年来、女優転身に向けて所属事務所を一新した田中みな実の“うれし恥ずかし”な過去といえば、青学時代に自主制作映画「マリアンヌの埋葬」に出演していた事実だろう。なにしろ、肉感的なボディに純白肌着の生々しいシーンを公開しているのだ。映画ライターが「肝心のシーン」を明かす。
「当時、18歳頃だったみな実は、主人公の女子高生・実夏役で出演しています。彼女は冒頭の1分余りにわたって熱演。行きずりの男性と入ったホテルで情事を終え、服を着るシーンから始まると、純白レースの肌着姿のみな実がドアップに。そして、肩から外れた肌着のひもを直す様子が克明に描かれています。現在はソソる爆裂バストに定評のあるみな実ですが、この当時は推定Bカップ。TBSではぶりっ子アナと言われ、その後『あざとい女子アナ』としてブレイクしましたが、いまだにこの件については触れていません」
4月6日発売の写真週刊誌に「41歳の素肌」というタイトルで胸の渓谷まで魅せた宮崎宣子は、学生時代からタレントとして活躍していた。グラビア誌編集者によれば、
「まだ大学生だった00年、ミス早稲田キャンパスアイドルコンテストと、マリオレーシングキャンギャルにエントリー、どちらも落選しています。幼い雰囲気の微バストながらピンクのハイレグ水着で、かなり際どかった記憶があります。当時はミスコンやミスキャン=女子アナの登竜門という風潮があったので、張り切っていたようです。他にも学生時代にアイドル雑誌で、真っ赤なセパレート水着を披露していたりもしています」
すっかりママさんアナのイメージが定着した高島彩も「元祖おやじギャルアナ」と言われていた時期があった。
「学生時代、女性ファッション誌に登場した際のプロフィール欄に『お酒、ホルモン系の焼き肉が好き』『麻雀・パチスロ』と挙げていた記事が、見つかってしまった。麻雀好きが高じて、学生時代には徹マンしていたことも本人が認めていて、意外なギャンブラーだと話題になりました」(芸能記者)
局アナ出身ではなくとも成り上がり度でトップなのが、新井恵理那だろう。共演者をメロメロにするキラースマイルからはうかがいようもないが、13年に青学時代の彼氏との「宅飲み写真」が漏洩したことがあったのだ。
「記事では『青春ラブラブ写真』と称して、アパートの一室で食事をしながら自撮りしたペアショット写真を掲載。彼氏が目をつぶった新井のホオにキスする写真までが。当時、まだブレイクする以前で、あまりのショックで寝込んでしまうほどだったといいます」(芸能記者)
このキス写真には一切言及されることもなく、今では知る人ぞ知る「青春の一幕」となっているのだ。
芸能ジャーナリストの佐々木博之氏が、彼女の魅力を語る。
「めっちゃくちゃかわいいんですよ。実物もあのまんま。番組スタッフが全員メロメロで、『ほんとかわいいでしょ、新井さんって』と。まるで親バカみたいなテンションで聞いてくるので、『知らんわ!』と突っ込みたくなる。出演番組が多い理由は、外見も性格もかわいくて、全スタッフに好かれているからでしょうね」
現在は「スピリチュアルに傾倒」「夫と別居」など何かとお騒がせの小林麻耶は、学生時代はとにかく、モテモテだったようだ。
「大学時代、『恋のから騒ぎ』(日本テレビ系)に出演。かわいくて目立つ女性しか座れない前列センターに陣取り、明石家さんまと掛け合うなど、番組でも主要な出演者の一人だった。TBSの面接時には、なんとアナウンス部の社員ほぼ全員が『この子はなんだか採っちゃだめ!』『なんかおかしい!』と大反対。結局、幹部が気に入り採用となったという話はTBS内では有名です。天性のオヤジ殺しの才能があるのでしょう」(佐々木氏)
小林にとっては「黒歴史」というより、最も輝いていた時期だったかもしれない。