「完全男」の異名も取った、元プロ野球選手・槙原寛己氏のYouTubeチャンネル〈ミスターパーフェクト槙原〉に、1990年代を中心に巨人の正捕手を務めた元プロ野球選手の村田真一氏が出演。「巨人の三本柱」と称された、槙原氏、斎藤雅樹氏、桑田真澄氏を知る村田氏に、「三本柱でリードしやすかったのは誰?」とスタッフから質問。これに回答するといった貴重な内容となった。
5月22日付けで〈【村田真一が語る槙原・斎藤・桑田】三本柱で一番リードしやすいのは誰?【六本木デビュー秘話も】〉とタイトルして公開された投稿回がそれで、「一番簡単なのは誰、言うたら斎藤だと思う」と村田氏。理由は、決め球がストレートとスライダーにほぼ絞られるため、「球種が2つだから迷わないの」と回答。一方、桑田氏には、ストレート、カーブ、スライダー、シュート、フォークと持ち球が多才なため、「最初どれが良いんやろ?」と見極めに時間を要したことも告白。槙原氏はその中間といったところのようだった。
さらに今動画では、ランナーを背負った状態の現役時代の桑田氏を村田氏がこう振り返っている―。ストレートのサインのはずがスライダーに、スライダーのサインのはずがストレートに…とサイン違いがあり、タイムを取ってマウンドで確認したところ、「村田さんゴメン…前のサインでやってた」と常に冷静沈着に見える桑田氏にも、「打たれてカッカしてるんだと思うんだけど」といった珍しいエピソードも村田氏の口から明かされた。
テレビ中継の盛んな巨人全盛の時代、三本柱の女房役を務めた村田氏ならではの貴重な見解が拝聴できた興味深い回だった。
(ユーチューブライター・所ひで)