「キレてないですよ」という、彼のものまね芸人のフレーズでもお馴染みの元プロレスラーでタレントの長州力が、5月23日に更新した自身の公式ブログで東京五輪の開催について言及した。
〈なにが何でも五輪はやるんだな、、、これだけ国民が延期又は中止を求めても国はやるのか、、、? いま現在コロナで重症患者が亡くなってるこの現実も無視されるのか、、、それでも日本は死者数がまだ少ないとか、、、? だから開催も大丈夫だと!?〉
冒頭から開催ありきの姿勢に疑問を投げかけると、さらにこう噛みついた。
〈分かりました? やりましょう! たかがスポーツの祭典です! 当日は入場行進もやりましょう! 何時間も選手は待機をして詰め込まれても選手は何時間も密で待たされ密で待機です! それが終わってセレモニーでまた密で歓喜で大声で喜び! 他国の選手と握手やハグで交流を! そしてバスに乗り込み選手村まで、、、〉
そして最後は東京都の小池百合子知事に向けて、喝を込めたメッセージを送るのだった。
〈まさかー! 違いますよね! 平和の祭典五輪はこの人間達に利用されてるのでは! 小池さん今の貴方は都民ファーストではないですね! もうそろそろ決断を、、、〉
意味深な言葉で締めくくられた「真意」は本人にしかわからないところだが、以前から長州は小池知事には「思うところ」があったようだ。
「昨年7月にも、1日の感染者数が、昨年4月の緊急事態宣言解除後最多となる124人と発表されると、長州は自身のツイッターで、《これから東京はどうなるのか、判断基準は個人任せになるのか? もう少し力強い判断を、貴方は残念ながら自分の立場が先で! 都民は二の次に? もう少し、しっかりとした言葉で我々に、訴えてくれませんか?》などとつぶやきました。名前こそ出していませんが、小池知事に向けた言葉であることは明らか。今回のブログもそうですが、都政のトップに立つリーダーとしての資質に疑問を持っているようで、長州の怒りは爆発寸前なのかもしれません」(芸能記者)
ついに長州がキレてしまうのだろうか。