1971年6月1日、南沙織が「17才」でデビューした。彼女を日本における「アイドル第1号」と呼ぶ声は多く、これに天地真理・小柳ルミ子が加わって「新三人娘」に、さらに郷ひろみ・西城秀樹・野口五郎が「新御三家」と呼ばれたことで、それまでの「スター」に代わって「アイドル」の呼び名が定着。以来、50年も周期的に大ブームを呼んでいる。
そこで全国1500人の男性を対象に、ソロが全盛だった「70~80年代の昭和アイドル」の人気投票を開催。50位までのランキングで、9位に入ったのは85年に「卒業」でデビューした斉藤由貴だ。
「デビュー曲のレコード発売日に、片道10キロを自転車に乗って買いに行きました」(福岡・50歳)
そんな熱烈なファンに支えられ、今も人気は揺るがない。4位は、もはや女王の貫録すらある山口百恵が入った。三浦友和との結婚を機に、80年の日本武道館公演で引退。昨年、40年ぶりにBSプレミアムでコンサート映像が放映されると、SNSのトレンド世界1位になるほどの反響があった。
3位は、80年代アイドルブームを牽引した松田聖子だ。ビジュアルだけでなく「今聴いても『青い珊瑚礁』が凄すぎて、これ以上の歌はない」(新潟・58歳)と、歌手としてのポテンシャルも高い評価。2位は聖子のライバルと呼べる中森明菜。デビュー当初こそ初々しかったが「「髪型も衣装も『DESIRE』で激変した」(大阪・54歳)と、アーティスト志向で黄金期を築く。
6月1日発売の「週刊アサヒ芸能」6月10日号では、気になる全ランキングを全盛期の可憐な姿ともに、カラーグラビアで詳報している。