明石家さんまが5月30日放送の「週刊さんまとマツコ」(TBS系)に出演し、過去に高田純次を「すげえ!」と思ったエピソードを明かした。
共演のマツコ・デラックスが「テレビのお仕事を最初にいただいたとき、目標にしてたのは高田純次さんのはずだった」と語ったことに、さんまは「高田純次さんになりたいとか、 好きって言う芸能人多いな。“ああいうふうになりたい”って言うのも分かる。所ジョージさんとか高田純次さんとかのやり方な」と同意。
さらにさんまは、高田について「すごい計算してらっしゃるのも事実やし。簡単にやってらっしゃるように見せてるのがすごい」と語り、以前、高田がひげを長く伸ばしていた時期にあった楽屋でのエピソードを披露した。
さんまが「今、ひげ伸ばしていらっしゃるんですか?」と聞くと、高田は「役作りでね」と一言。さんまが納得すると、すぐに高田は「まだ仕事は来てないんだけど」と言って、去っていたという。
これに対し、さんまは「ああいう風に生きてみたいなあ…」と思ったそうで、「オンエアなら別に『ネタかい!』やけど、楽屋で通って『さんまちゃん元気?』とか言うて、それ言って去った高田純次を見て『すげえ!』と思ったのは覚えてるなあ」と振り返った。
高田とさんまといえば、昔、「オレたちひょうきん族」(フジテレビ系)でさんまが演じた人気キャラ「ブラックデビル」が、最初は高田の役だったことが知られているが、さんまが“テキトー男”の高田の凄さを認めていたとはちょっと意外な気もする。
(鈴木十朗)