総合格闘家の朝倉未来が、自身のYouTubeチャンネル〈ふわっとmikuruチャンネル〉で「Twitterやめる宣言」を行った。
その理由のひとつとして「Twitterというアプリの宣伝広告効果があまりない」と指摘。1カ月ほど、YouTube更新時のTwitter誘導コメントを控えていたが、YouTubeの視聴回数に差がなかったのだという。
さらには「居酒屋で愚痴ってる人たちじゃないけどさ、見たくないネガティブなものが入ってくるわけよ。それがオレのアンチコメントだけじゃなく…」とし、Instagramについて「それが全てじゃないけど、逆に自分のいいところを見せる」と語ったのである。
「タレントにとってSNSは、そもそも自身の宣伝のために使うもの。炎上含みの投稿で知名度を上げようとするタレントも存在しますが、朝倉のように、対戦が決まればネットニュースになるなど、話題性と知名度を兼ね備えた選手が、無理に続けるものではないかもしれません。SNSについては、一時代が終わったとの声も見受けられますし」(ネットライター)
SNSのハシリといえば、タレントの眞鍋かをりが知られる。04年6月30日、ブログ〈眞鍋かをりのココだけの話〉を開設するや、05年8月にはブログをまとめた著書本が20万部を突破するベストセラーに。「ブログの女王」の称号を与えられ、芸能人のみならず、一般人にまで波及する空前のブログブームを巻き起こした。だが10年10月31日には、ブログ閉鎖に至っている。
ちなみに朝倉のTwitterは、せっかく70万人を超えるフォロワーがいるからもったいないと、朝倉がスペシャルアンバサダーを務める、1分間でケンカ最強を決めるショー〈BREAKING DOWN〉に名称を変更しており、これまでの投稿は全て削除されている。
朝倉個人のTwitterアカウントは役目を終えた、ということなのだろう。
(所ひで/YouTubeライター)