最終回で世帯平均20.4%の高視聴率を叩き出した「ドラゴン桜」(TBS系)。有終の美に華を添えたのは、結婚後初のサプライズ出演を果たした新垣結衣(33)だ。どこかふっくらした面持ちで新婚生活の充実ぶりがうかがえたが、こと仕事においては、ドラマ顔負けの内紛劇に頭を抱えているようだ。
「独立話で事務所とモメています。結婚して家庭に入りたい新垣と稼ぎ頭を失いたくない事務所の思惑は、平行線を辿ったまま。急場をしのぐために発表された『エージェント契約』は、専属契約を終了しながら一部のマネジメント業務を継続するという折衷案でした。ただし、いまだ細かい契約条項について詰めきれておらず、ギャラの配分さえも依然と変わりないといいます」(芸能関係者)
なにも結婚だけが独立の理由ではない。事務所が看板女優に課した特命ミッションに、心底ウンザリしていたというのだ。
「CM企業への接待です。10代から仕事漬けだったこともあり、ここ2年ほどは仕事をセーブする『女優休業』状態でした。それでも、拘束時間の割にギャラのいいCMの仕事だけは継続していた。その一環で、クライアントの酒席に同席してお酌をしなければいけない状況もあったそうです。中には熱心なファンも交じっていて、本気か冗談か、交際を申し込まれることもあったとか。休養どころか、メンタルをかなり消耗させていたようです」(前出・芸能関係者)
この時、思い悩む新垣のよき相談相手になったのが、伴侶となる星野源(40)だった。奇しくも仕事のストレスが二人の愛を育んだわけだが、夫婦生活は万事順調とはいかない。
「来年放送のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の撮影優先で、子作りは後回しになりそうです。新垣としても関係各所に迷惑をかけたくない思いがあるのでしょう。そして、大河にはメインキャストとして、事務所の後輩で“ポストガッキー”と目される南沙良(19)も出演予定。南に看板女優のバトンを渡して、家庭中心の生活にシフトする計画なのかもしれません。事務所への義理も果たせますからね」(前出・芸能関係者)
結婚でリタイアへの道が開けたが、しばらく妊活はオアズケかもしれない。