飛ぶ鳥を落とす勢いのサファイア映像は、1万人オーディションで新人女優を発掘。「ダイヤモンド映像」を立ち上げ、そこに川田(玉山鉄二)にスカウトされたミユキ(恒松祐里)も選ばれた。
一方、前作で村西とおる(山田孝之)の相棒だった荒井トシ(満島真之介)は、ヤクザ組織・古谷組に属し、親分の古谷伊織(國村隼)が通う高級クラブに勤めるホステス・サヤカ(西内まりや)を家まで送っていた。そんなある日、トシが古谷組に行くと、静まり返った暗い部屋であるシーンを目撃してしまう。
「革張りのソファに座っている古谷の前に膝をつき、サヤカがその下腹部に顔を埋めて、頭を上下に動かしていたんです。そして、自らスカートをまくり古谷にまたがると、弾力を感じさせるヒップがプリっと露わに。西内はボディコンを着ていたとはいえ、艶めかしい喘ぎ声を出しながら、汗ダクで悦楽の表情を浮かべる。などなど、4年ぶりのドラマ復帰作の艶技は見応え十分でした」(ドラマライター)
恋心を抱いていたトシがショックを受ける中、村西は目標にようやく手が届きそうになる。衛星放送設備を持っていた宗教団体からそのまま買い取ると、衛星放送事業のキーマンの一人、高宮悦子(宮沢りえ)に気に入られ、放送が許可されたのだ。
衛星事業の1発目に黒木の新作が予定されていたが、台本に納得がいかない黒木と対立し、現場を去っていくことに。代わって立候補したのがミユキだった。
「君の名前は今から、乃木真梨子だ」と源氏名をつけられ、ガウンを脱がされると、Bカップのバストトップが露わに…。
5話の中盤は村西の自宅ベッド。村西の下になって喘ぎながら、彼の濃厚キスに笑みを浮かべたかと思えば、激しいピストン運動に枕をつかむ。本物の艶ビデオさながらにバストを揺らし、体をのけぞらせてイキ顔を見せて果てた。
「実は乃木役の恒松も、NHK朝ドラ『おかえりモネ』に、清原果耶演じる主人公の幼馴染として出演しています。高校卒業後、島を出てあか抜けた大学生を演じ、初登場でその美貌が話題になりました。前回の登場シーンは『全裸監督 シーズン2』の放送前だっただけに、次の出番はガゼン、注目が集まるでしょう」(芸能プロ関係者)
所属女優の中で新たな「顔」として乃木が存在感を増していくが、衛星事業への多額の投資がたたって資金は底をついていた。金策に走る村西は、女優を劇場に出演させて衛星放送費用を工面したが、スタッフに持ち逃げされてしまう。
赤坂銀行の本田(吉田栄作)から借金はまもなく40億円を超えると告げられ、追い込まれた村西は、古谷組の古谷を頼り、2億5000万円を借りる。しかし返済のあてはなく、苦楽を共にしたメンバーを巻き込みながら、怒濤の転落劇が始まっていく─。
「死にたくなったら下を見ろ、オレがいる」という村西のメッセージで締めくくられた半生の物語は、まさに百聞は一見にしかず。これからのベッドシーンを担う「全裸監督」女優の活躍も、絶対に見逃せない。