東京五輪の「無観客開催」を受けて、アメリカ株式市場のダウ平均が急落するなど、新型コロナの影響で大荒れ模様のマーケット。芸能界では人気のバロメーターとされる「CM本数」の順位が波乱含みの展開に。視聴率や演技力、露出やスキャンダルで評価が乱高下する美女優を徹底査定してみると──。
7月1日に発表された「2021上半期タレントCM起用社数ランキング」(ニホンモニター)で、契約15社で初のCM女王に輝いたのは本田翼(29)。優良株に選ばれた理由について、芸能評論家の平田昇二氏はこう分析する。
「ゲーム好きのオタクキャラで親近感を覚える一方、サバサバした性格で男女を問わず愛される存在。主に10代、20代をターゲットにした企業のオファーが急増した高値安定銘柄です」
本田といえば、自身のユーチューブチャンネル「ほんだのばいく」は、チャンネル登録者数219万人と絶好調。10月クールの月9ドラマ「ラジエーションハウスII」(フジテレビ系)の出演も決まっている。
「人気もカネも青天井と言いたいところですが、6月末にイケメン研修医との交際がフライデーされて、悪材料が噴出。ユーチューブのコメント欄は、彼氏の存在を認めたくないアンチ派と擁護派の意見が衝突して大荒れです。しかし、こうした『炎上商法』で注目度が高まれば、ユーチューブ動画の再生数も上がるので、収入面の上乗せは確実。CMやドラマを合わせて年収3億円超えは確実でしょう」(芸能記者)
本田チャートは売り気配のサインが出ているが、秋ドラマで高視聴率を取れば再び上昇ムードか。
名だたる先輩女優を押しのけて10社とのCM契約をゲットして上位に食い込んだのは、若手の今田美桜(24)と橋本環奈(22)だ。
「今田は昨年1月に発売した写真集『ラストショット』(講談社)で水着グラビアを卒業。推定Eカップ乳も封印しましたが、それだけ女優業に自信があったようで放送中のNHK朝ドラ『おかえりモネ』では、東京編から気象予報士役で初出演。局側も目玉キャストと期待を寄せ、話題になればこの先のヒロイン候補に入るでしょう」(芸能記者)
ハシカン銘柄も買い先行だ。たびたびぽっちゃり疑惑が噂されるが、大一番に向けて「運用アドバイザー」が就いたという。
「来年2月、帝国劇場でのミュージカル『千と千尋の神隠し』で主演の千尋役が決まっていますが、上白石萌音(23)とのWキャストなんです。否が応でも比べられるので、女性の敏腕マネージャーが一人暮らしをする橋本の食生活を徹底管理。好きなお酒も控えめにして、ベストコンディションで若手女優対決に臨めそうです」(芸能プロ関係者)
評価が上回れば、来年は高値更新となりそうだ。