本田翼の人気に翳りが見え始めたのではないか──。そう危惧する声が出ている。
メディアの調査・分析を行う「ニホンモニター」が「2023上半期タレントCM起用社数ランキング」を発表した。今年1月から6月のCM出稿状況をもとにしたランキングで、本田は昨年12月発表の「2022タレントCM起用社数ランキング」での16社から半減の8社と、大きく契約数を減らしたことが明らかになったのだ。広告業界関係者が解説する。
「2022年のランキングでは、芦田愛菜が17社でトップ。本田は川口春奈と並ぶ16社で2位だったのですが、今年上半期は半減ですからね。ちなみに上半期1位は19社の川口で、2位は15社の芦田。以下、今田美桜や永野芽郁が上位にランクインしました。本田はこのランキング上位の常連で、21年上半期には首位に立ったこともありますが、ここにきての契約数激減は業界内でも話題になっています」
人気急落の原因は何なのか。「日刊ゲンダイDIGITAL」によると、昨年10月期の主演ドラマ「君の花になる」(TBS系)が記録的な低視聴率だったことが一因だというのだが…。
「主人公の元高校教師(本田)が売れない7人組ボーイズグループの寮母となり、ともにトップアーティストを目指すストーリーですが、平均世帯視聴率(関東地区)は初回が6.5%、以降は4%から5%台をウロウロし、最終回も5.4%と低空飛行でした。低視聴率の原因は脚本やキャストの魅力など色々あったと思いますが、本田の演技力のなさも影響したと言われました」(テレビ関係者)
本田の出演CMの中には、本田より年下のタレントに契約を変更したものもチラホラ。スポンサーが起用タレントの若返りを図ったからだと、記事は記している。
「本田は31歳。若くて可愛いタレントを起用したいCMスポンサーにすれば、そこそこ年齢が上がってきている。ドラマ的にもそろそろ、大人の演技力が必要な年齢です。CMタレントとしても女優としても、今が正念場だと言えますね」(前出・テレビ関係者)
プライベートでは青年医師との交際も報じられた本田。恋愛を芸の肥やしとして、ひと皮むけた演技力を身につけてくれるといいのだが。
(石見剣)